不登校ユーチューバーが、自分のことを「俺」と言うのが、ずっと気になっている。

(今日の私の言説は全く私の感性からのものである)

私が学区外の高校に進学したとき、級友の男子が教師に対しても「俺」を使うのに驚いた。


ある時、近くに住む同級生の家にお邪魔して、一緒に勉強したことがある。二階にある彼の部屋から、階下の母親に向かって彼が、「おい、お茶持ってこい」と言ったのにも驚いた。

彼は身長180㎝以上あり、完全に大人体格ではあった。


しかし親に、そんな言い方するか?


たぶん父親が母親に言う言い方を、そのまま真似した?


夫婦の間柄と親子の間柄は同じではない。


反抗期の息子が、母親に対してひどいことを言ったときに、父親が「ここは俺とお母さんの家だ。お母さんにそんな非礼なことを言うのなら、お前、出て行け」と叱った知人がいる。(文章的におかしい)


これは正しい。


日本語の人称代名詞は、相手との身分関係を含むから、ややこしい。


国語審議会?によれば「日本語の一・二人称代名詞は私、あなたを基本とする、僕も認める」と。


しかし実際にはいろんなのが使われる。

大学一年のときに、鳥取県出身者から、「そっちは~か?」とか聞かれて当惑したのを覚えている。


よく考えると「あなた」も「そなた」も語源的には場所を示す言葉で、そこに居る人を表すようになったものだ。


あと、高校入学後、男子間で「お前」と言い合うのにも違和感があった。


自分らが、中学校まで、どんな代名詞を使っていたかは、ここでは、言わない。


予備校講師をしていた間は、生徒に対して、私・君で通し、お前という尊大?語は使わなかった。


(今日は長くなります)


台湾籍?の議員が、国会質疑で閣僚らに呼びかけるのに、「あなたは~ですか」とやるが、それに対して名前を使うべきだと言う人が居る。


ここは私は議員の肩を持つ。


日本に住む外国人から昔聞いた。


相手が私に対して、例えば「山田さんは~ですか?」と言ってくると、私のことを第三者に話していると勘違いすると。


言われてみればその通りだ。


私は平均的日本人に比べると、はずれた言葉をよく使う。


相手には、名前でなく、「あなた」を使うし、「お宅」や「お宅さん」は使わない。


公的な場では、私を使う。


何十年も前、会社内の会議で、あるお偉いさんに「あなたは、~なんですか?」とやったら、周りから、「~課長は」と言うべきだと言われたが、気にしない。


★昔の軍歌「父よ、あなたは、強かった」にまつわる話を、ここでは、繰り返さない。