今回は英語の関係代名詞について。
私が食べたテーブルを、英語にすると、英語があまりできない人は、the table which I ate とやるかも?
しかし、この表現を使える主体はゴジラくらいしか居ない。
私が食べたテーブル
私が食べたまんじゅう、
私が食べた丼
私が食べた部屋
私が食べた箸
これらを英語にする場合に、
the 名詞which I ate の形になるのは、まんじゅうの場合だけ。
他を同じように表すと、すべて間違い。
ate の後ろに何か前置詞が必要。
何の前置詞かを分かるには、「食べた」を終止形にした文章を作るとしたら、先行詞にあたる名詞の後ろに何かの助詞が付くはずであり、それを考えれば、付けるべき前置詞が分かるだろう。
I ate at the tableなら、そのテーブルに座って食べたことになるが、atがないとテーブルそのものを食品として食べたことになる。
実際には次のようになる。
テーブルで(に座って)食べた
丼で(の中から) 食べた
部屋で食べた
箸で(を使って)食べた
the table (which)I ate at
the bowl I ate out of
the room I ate in
the chopsticks I ate with
★昔、E.T.の映画を見たとき、地球人の子供がE.T.に自動車を説明するのに、
This Is what we go around in.と言うのを聞いて、この in が大事なんだなと思ったのを覚えている。
★よく関係代名詞を説明するのに、二つの文章を繋いだものだと教えるが、私は、この説明が嫌いだ。
「私が愛したスパイ」は、文章ではないが
the spy (whom)I loved と英語にできる。