台湾で7歳の男児が柔道教室でコーチ(無資格)らから27回も投げ飛ばされて意識不明になり、病院に収容されて数日後に死亡したと。
男児は途中、苦痛のあまり、絶叫していたそうだ。きっかけになることはあったかも知れないが、やり過ぎなのは明らかだ。暴行致死罪に問うべきかも。
圧倒的に体格が上の者が下の者を攻めれば致命的なダメージを与える。このことを知らぬ者は、指導者の資格はない。
この種の事件は、あちこちで聞く。身長体重で圧倒的な差がある生徒同士で、柔道の組み手をさせて、劣位の生徒が重いダメージを受けたのもある。
男女混合で柔道の部活をやっているとき、或る女子生徒が体調が優れず、あまり積極的でなかったら、それをみた男子部員が、「あいつ、たるんでいる」と、立て続けに何回も投げ飛ばし、女子生徒は、その後、植物状態になった事例もある。
指導者にも責任があろう。

★大阪の或る高校のバスケットボールチームが、いい成績をだせないと、監督が怒り、キャプテンの顔や頭を殴る暴行をして生徒は自殺した。被害者の弟も意見を発表している。


柔道の授業や部活での死亡の事例は、外国では、ほぼ皆無だが、日本には多過ぎる。


スポーツ指導者は人間性も磨くべきだ。