飲酒運転による交通事故が後を絶たない。
自動車は科学の粋を集めた機械である。それを操作する者の思考様式が非科学的ならば、事故が起きるのは不思議ではない。
飲酒をコントロールできない者は運転すべきでない。
何故に人は、さほど酒を飲みたがるのか?
私は酒は嫌いではないが、飲まなくても平気だ。
私が中学生の頃、父親が飲酒運転で単独事故を起こし、死に損ねた。
私は免許を取る頃、酒か運転か?と考えて、運転を選んだ。
以来、酒飲みにならずに来た。
茨城県で、今年度いっぱいで定年退職予定の教師が、妻を車で迎えに行き、帰りに妻に運転をしてもらい、自分が飲むつもりで酒を買ったが、交替前に飲んで捕まった。
退職金はパーになり、彼の家族の今後の生活設計は狂っただろうが、同情はしない。
事故を起こさなかったのが不幸中の幸だろう。