私が好きなのは お片付けではなかったんです〜5 | 50代から考えよう!〜60歳からのゆたかな暮らし〜

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自分軸を持って、自分にとっての心地よいシニアライフを!


〜私とお片付け 5




快適な生活が一年過ぎた頃、

夫の実家に引っ越すことになりました。



引越し

さぁ、断捨離のチャンスです!



でも当時は

「断捨離」と言う言葉もなければ、

断捨離の概念さえない時代です。



当時流行っていたのは収納術。


私が大好きだったのは

近藤典子さん。



せまい家の中のわずかな隙間を、

アイデアとDIY

スッキリ、使いやすい収納を生み出すんです。


たぶん、

最近流行った突っ張り棒収納は

このころが始まりだったんじゃないかな?




こんな風に収納術にハマっていた私ですが、

実は実家は狭くない。。。

(6LLDDKKの二世帯住宅)



収納はすべて作りつけで、

普通に暮らしていれば

もともとある収納で

充分足りるはずなんです。



でも、この収納術が楽しくて

突っ張り棒を使っては

便利になったと思ってました。




とは言え、

引越しとなれば

必要ないものは持って行こうとしません。

(荷物の量に対して引越し費用がかかるから)



不要な書類や雑誌

使ってない家電

サイズの合わない服

これからも使わない子供服や雑貨


これら本当は捨てるべき物なのに

収納できてるからとっておいた物を

手放す機会が訪れたんです。



このなかには

ベビーベッドもありました。

(末の子は5歳になってました)



そして、いつもなら

絶対手放さないものも


リビングのソファセット


これは結婚前に

2人で見に行って、

幾何学模様のカバーに

2人とも一目惚れした思い出の品。


若い私達にとっては

だいぶ背伸びした価格。



後日、テレビの「さんまのまんま」で

毎回使われてるのを見て

自分達のセンスが認められた!

と、うれしかった品。笑

(このカバーは張り替えされた後のもの)



このソファの上で

赤ちゃんだった子供達の

おむつ替えをしたり、

添い寝もしたり、

ジュースをこぼされたり…💦



そんな思い出のたくさんつまった

高価な物も、

部屋のサイズが合わずに断念。。。

泣く泣く手放しました。




でも、いざ手放してみると

残念だったのはしばらくの間だけ、

時間がたつと案外平気だったりします。



もちろん

今でも思い出すと懐かしく、

「あぁ、やっぱりステキだったなぁ」

とは思うけど、

すご〜く後悔したり

また同じ物を買おうとは思わない。





なかなか手放せない方は

一度今まで捨てた物の中で、

すごく後悔したものがあるか

考えてみてください。



案外あきらめられてるものです。



もしすごく後悔してるものがあれば、

なぜ後悔してるのか

じっくり自分の心に聞いてみてください。

 


そこにあなたのこだわりや価値観が

見えてきます。



自分がわかれば、

再び後悔しないようになれます。