世の中から捨てられるキモノをなくし、快適な寝具で上質な眠りの実現を!!
そんな想いでスタートしたプロジェクトですが...共感してくださる方は果たして何人いらっしゃるのか...不安です汗。
一人でもファンを増やすべく...今回は、このプロジェクトが他のシルクパジャマとどう違うのか?についてお伝えします。
上質なシルクのお値段は...
シルクパジャマはメーカーの正規品で約3万円です。
私は長年シルクパジャマの愛用者ですが、安すぎるシルクパジャマは品質の点で不安があり、今まで購入したことがありません。
シルクは蚕の吐く糸で紡がれるわけですから、そんなに安く売れるわけがない、と考えるからです。
その一方でキモノは化学繊維が存在しなかった時代から作られています。
上質なキモノでシルクパジャマを作ることは、素材選びの点からも間違いない!といえます。
丁寧な手仕事
キモノからパジャマ作りを始めた当初、私はキモノを全て解いて反物に戻し、型紙を当ててパジャマに仕立て直していました。
キモノを解く過程で、伏せ縫いや袋縫いなど丁寧に施された糸目に出会います。
果たしてこの芸術的な手仕事を壊す必要があるのか?立ち止まって考えてみました。
キモノの形を活かすことでよりリラックスできるパジャマができる、そう気付き、今回ご紹介する形に行き着きました。
一枚の布からでなくても、パジャマはできることに気づいた瞬間でもありました。
足りない部分はあるものを活かす
その一方で、キモノからパジャマに作り替える上で、最大の変更点である「ズボン化」の問題点があります。
その問題点は、逆に今のパジャマを活かすことで乗り越えることができました。
シルクパジャマの最大の難点は、素材が弱いところです。最初にウエストゴムの部分の生地が摩擦によって破れるのですが、その弱い部分をコットンなどに変えることで、パジャマを長持ちさせることができました。
見た目にはツーブロックですが、着心地に関してはショーツを履いている部分ですから、全く問題なしです!
他のシルクパジャマとどう違うのか?
キモノ再生シルクパジャマプロジェクトでご提供するパジャマは
- キモノ地を利用して作る
- キモノの形を利用して作る
- 足りない部分はパジャマを利用する
ここまで読んでくださってありがとうございました。
で次回は『縫い子さんの問題について』をお伝えします!お楽しみに〜!