私が幼稚園生の頃、うちの両親は今ほど夫婦仲は悪くありませんでした。家での会話もありましたし、喧嘩も頻繁にしている記憶もほとんどありません。


ただ、記憶に残っているのは、親戚達と集まった時にやたらと私の事を蔑んで発言するのです。謙虚といえば謙虚だったのかもしれませんが、周りの従兄弟達と比べては「この子は何も出来ない」といったような感じです。今となっては、幼稚園児が小・中・高生のお兄さんお姉さんと同じ中身な訳が無かったのに、と思いますが…。


両親が高齢出産だった為に、私の従兄弟周りは全員歳が離れて歳上です。中にはふた周り以上離れている従兄弟も居ます。当時の心境としては、「自分は全然良い子じゃないから皆に嫌われている。好かれるようにならなければ。」と思っていました。皆んなから何とか好感を持たれるように頑張ろうと、空気を読む事を意識して立ち振る舞っていました。でも、それがまた「子供らしくない」「生意気」という感じだったのかもしれません。私が幼い頃は割と親戚付き合いが活発でしたが、帰りの車内や家に帰ってからは孤独を感じていたのを覚えています。


「冷たく当たられるのは自分がちゃんとしていないからだ。」と幼ながらによく自分を責めていました。そしてこの頃からずっと、何かある度に自分を責めるのが癖になって行きました。