ブログを書くことは

自分を見つめ直すことができて

いい面と

良くない面

どちらもあるように思います


過去のものにしたはずの古傷が疼く

傷口を抉られるような感覚

無性にわきあがる虚無感


低空飛行から浮上しようとしたのに

なかなか上がってきません



さらに昨日は仕事のことで揉めました


前は夫に来ていたけれど

今は私に来るのです


そういう職場だから仕方ないのだけど

休日に仕事の連絡なんてこないでほしい


私が夫の前職のところに異動して

夫は別の部署に行ったから


夫も内容が分かっているがために

立場の違いから少し口論のようになりました


ふたりとも仕事が近いとダメですね

家庭に仕事を持ち込んでしまう


とにかく方針を決めて

休日対応しなくても済むようにしました




夫が私の手を払いのけたとき

嫌そうな顔をしていました


絞り出すように小さな声で

後からその理由を聞いたら


寝ていたんだろう …って

過去にも聞いた答えが帰ってきました


寝ているはずない

きちんと受け答えしていた


この反論も記憶の奥に残ってる


ねぇ…

寝ていたと言えば

記憶にないと言えば

傷つけてもいいのですか?


黙っていれば

それで済むと思うのですか?


低空飛行をしていたのに

墜落寸前になりました



過去に受けた苦しみは

なにかの拍子にぶり返す


息苦しくなる


大したことじゃないと思うのに

頭では分かっているのに

私が気にしすぎなんだって

そんなこと百も承知しているのに


思うことは止められない

感じてしまうことは仕方ない



夜中膝を抱えて静かに泣いていたら

夫が横になるよう促してきました


もう寝てしまったと思っていたのに

気にはしてくれていたのか…

起きていたようです


困ったような声で

肩を小さく揺さぶってきました


どうしていいかわからないのでしょうね



私が泣いたら

後ろからでもいい

抱きしめてほしい


そんなことを伝えたときもあったけれど

夫は忘れてしまったのだろうか


遠慮しているのだろうか


気恥ずかしいのだろうか



背を向けて横になった私に

少しだけ近付いてきて


壊れ物に触れるように

そっと背中に手を添えてました


触れてる…の?



お互い何も言葉を発せず

夜の時間が静かにゆっくりすすむ


夫の掌の温もりを感じながら

いつの間にか寝ていました




起きたらいつもどおりの日曜の朝


夫は洗濯物を干していて

私は朝食の用意をする


末娘を起こして

習いごとに出掛ける準備をする


なにも変わらない



今日は地域のイベントがあるので

夫は1日ずっと地域活動に


私は後から娘を連れて遊びに行く

宿題の日記に書くネタがあるといいね



いいお父さん

地域に貢献するいい人

判断力のある仕事人


そして優しい夫

ただ不器用なだけ


少しの不満なんて大したことない