日曜に息子と話をしました
夫も一緒です
もうすぐ高校生になるんだよ
義務教育が終わるんだよ
中高生は勉強と部活がメインでしょ
勉強する気があるなら
親も学校も喜んでサポートするけど
やる気がないなら進学すらできないよ
勉強をしたくないのなら
自分で責任を持って生きていきなさいよ
やらなきゃいけないってわかっているんでしょ？
いつまでも逃げていたって
逃げ切れるものじゃないの
中学受験が終わってちょうど３年間
もう十分に自由に過ごして
思いきり遊んだでしょう？
もうそろそろ本腰入れなさいよ
息子からは予想通りの答えでした
やんなきゃいけないことは分かってるよ
だけどさ～遊んじゃうんだよね
成績はさ、
進学できないってことは無いよ
ちょっとやれば中間くらいにいけるし
それで俺はいいやって思っちゃうんだよね
俺ってさ、何でもできちゃうじゃん？
音楽ゲームはちょっとガチったらクラストップになれてさ
野球だって途中から入ったのにレギュラーになれたしさ
ちょっと頑張るだけでなんかできちゃうから
このくらいで良いかなって思っちゃうんだよね
平均くらいあればいいでしょ
確かに息子は比較的何でもできます
恵まれているんだと思います
しかもかなりのポジティブ思考！
機嫌が良いと「俺ってスゲー」と言ってます
勉強はそこそこできてます
小学４年で算盤２級になれたので計算は早いし
書道をしていたので字はキレイな方
スポーツセンスがあってすぐに上達するし
手先が器用なので制作系もできる
ただ、根気が無いんです
頑張ることがない
そこそこできるようになってしまうので
苦労してできるようになるという経験が無い
だから安易に楽な方へと流されていく…
お前は今までに
一生懸命に頑張ったことがないんじゃないのか？
頑張ればもっと上達するのにやらないって
友達にも言われているじゃないか
夫も私も努力型なので
頑張ろうとしない息子のことが
いまいち理解できないんですよね
だってさ～そこそこできれば良いよね
真ん中くらいになれたら
まぁいいっかって思うんだよね
下にいると真ん中くらいにいこうと頑張るけどさ
真ん中過ぎちゃうと、もういいやって思っちゃうんだよね
もうちょっと上に行ったら
それを維持しようと頑張れるかもしれないよ？
上にはね～上がいるじゃん？
ゲームだってさ、プロがいるしさ
勉強だってさ、元々出来る奴はいるしさ
勉強しなくてもできた～とか言う奴もいるしさ
素直にそのまま受け取ってるの？
俺はガチで勉強頑張ったんだ～なんて言うはずないでしょう？
友達だってライバルなんだから
頑張っている姿なんて知られたくないよ
みんな家では頑張ってるんだよ
野球部のお母さんたちから聞いたら
みんな家で頑張っているってよ
野球部はね、あれはオカシイの
変だって
ほとんどが選抜クラスなんてあり得んでしょ
仲間に恵まれているってことでしょ
一緒に勉強したら良いじゃない
あ～確かに勉強誘われたわ
いい友達じゃない
学校の図書室で一緒にやったら？
結局、勉強しなきゃという現実から
ゲームや本に逃げているだけなんです
手を出したことについても話しました
あなたがね、私や妹たちに手を挙げるなら
私は離婚しようかと本気で考えているのよ
私が娘二人を連れて出ていくから
あなたはパパと二人で生きていってね
ご飯も自分で作りなさいよ
え～ なんだよ、それ！
もうしませんよ～
そう言ったじゃん
お前はママに謝ってないだろ
きちんと謝れよ
はい、すみませんでした
私だけじゃないからね
妹たちにも手を上げないでよ
本当に痛いからね、可哀想なんだから
パパはママと一緒にいたいから
出すんならお前だけを出すからな
だから、もうしませんって
息子はとっても軽い感じで謝りました
あんまり反省している気がしない…
それから現実には４日経過していますが
息子は相変わらず本に逃避しています
家で勉強している形跡が無い
…やっぱり響いていないわ
自分で自分の甘さを許しているから
タチが悪いですよね
ところで、夫が変なこと言いましたよね？
夫には前夜に話していたのですが
息子の暴力から守ってくれないなら
私と娘、夫と息子で別に暮らしましょうと言いました
夫には親としての責任があるのだから
息子と二人で暮らしてくださいって言ったのに
なぜ息子だけを追い出す話になってるの？
息子が一人だけ除け者なんだって
変にひねくれて受け取るかもしれない、と
その瞬間には心配になったのですが
（息子は実は寂しがり屋です）
高校生一人だけを家から追い出すなんて
あまりに現実的な話ではなくて
息子も叱るための脅かしと受け取ったのかもしれません
夫はあの瞬間
父親としての言葉ではなく
単に自分の気持ちだけで話してました
私と離れたくないって気持ちはよくわかったけど
息子の前で言うことじゃないでしょう？
そういうことは夫婦だけの時に話してよね