昼顔 | 映画とともに生きる

映画とともに生きる

気がつけばいつも、生活の中に映画がある

【★評価】 (五つ星評価)

★★


【解説・ストーリー】
笹本紗和と北野裕一郎のドロ沼の不倫が白日の下に晒され、2人が引き裂かれてから3年。夫とも別れ、仕事も住むところもすべてを失った紗和は、海辺の町でひっそりと孤独な日々を送っていた。一方、妻・乃里子のもとへと戻った裕一郎は、高校の生物教師を退職し、大学の非常勤講師をしていた。そしてある日、蛍に関する講演をしていた裕一郎は、客席に座る紗和に気づいてしまう。逢ってはいけないと分かっていながらも、再び逢瀬を重ねてしまう紗和と裕一郎だったが…。


【レビュー】
嫌な気持ちになりそうだから絶対に見るもんかと思っていたのに・・・

GW最終日の朝に、寝ぼけ眼でぼやーーっと見始めてしまった・・・

 

んーーー

やっぱり見るもんじゃなかった。

ドラマはどういうわけか最終回だけ見て、すごく嫌な気持ちになったんですよね。

 

よほど心と体の両方の相性がバッチリで、この人以上の人は絶対にいないと思えるほどでなければ、

結婚などすべきではないというのが私の持論であり、

そういう人と知り合う可能性というのはかなーーーり低いと思うわけです。

そんなこと言ってたら子孫が残らず人類は滅びるだろ!って感じなので、

実際はそこそこのところで結婚するのが人類として正しい選択だとは思いますけどね。

だったら、もう異性とは出会いたくないよね~と思ってしまう。

だって、出会ったら、この昼顔みたいなことが起きてしまう可能性がありますからね。

 

この2人は、本当に運命がひかれあうように出会ってしまったのでしょうが、

同じように、男側の妻が一方向で相手に対して運命だと感じているのがやっかいですね。

こわいこわい。

誰かにとられるぐらいなら、いっそ死んでしまいたい。殺してしまいたい。

こわいこわい。

もうさ、こうなってしまうと誰かが死なないことには終わりを迎えないからね。これは。

 

本当に惹かれあってしまったら仕方がないよね。

と、どちらかというとこの2人側に共感してしまう自分がいるので、

だからこそ見たくないのよね。こういう不倫モノは。

だったら見るなよっていう。

【基本情報】
原題: 昼顔
製作年: 2017年
上映時間: 125分
製作国: 日本

監督:    西谷弘    
脚本:    井上由美子    
撮影:    山本英夫    
音楽:    菅野祐悟    
主題歌:    LOVE PSYCHEDELICO    『Place Of Love』
助監督:    成瀬朋一

【出演】

上戸彩    木下紗和
斎藤工    北野裕一郎
伊藤歩    北野乃里子
平山浩行    杉崎尚人
黒沢あすか