僕の彼女を紹介します/WINDSTRUCK | 映画とともに生きる

映画とともに生きる

気がつけばいつも、生活の中に映画がある

【★評価】 (五つ星評価)

★★★
映画とともに生きる


【解説・ストーリー】
街角でひったくりが発生。居合わせた婦警のヨ・ギョンジンは走り去る男を猛然と追いかけ、鮮やかに取り押さえる。しかしこの男性コ・ミョンウは、実際には犯人を追いかけていた善意の市民で、女子高で教師をしているまじめな青年だった。なんとか誤解が解けて解放されたミョンウだったが、後日、生徒の非行防止のため相談に訪れた交番で再びギョンジンと遭遇してしまう。逃げる間もなく夜間パトロールに付き合わされたミョンウは、何にでも首を突っ込むギョンジンのせいで命懸けの一夜を過ごすハメに。しかし、これがキッカケとなって2人は思いがけず恋に落ちるのだったが…。


【レビュー】

いまさらながらの鑑賞。


当時、相当はやってましたよね、この作品。

『猟奇的な彼女』は見たんですけど、

こっちはスルーしてました。


正直、途中まではダレちゃって、

長いなーと思ってみてたんだけど、

後半からはテンションがガラリと変わり、

一気にストーリーがこれまでとは違う方向に進んでいく。


あんなにラブラブしてたのにこういう展開??と驚く。

なるほど。このあたりが韓流ですね。

亡くなった人の魂を感じるとか、

亡くなった人と再会するとか、

そういうのは感動を呼ぶと同時に、

そんなことって実際には無いよね、と白んでしまう気持ちもある。


エンディングも、うーーん。

残されたものが前を向いて歩いていけるための未来を予感させる終わり形になっていて、

それはもちろん否定するものではないけれど、

ちょっと素直に受け入れられる終わり形ではなかった。


何作か韓国映画を見て感じたこととしては、

『JSA』、『ブラザーフッド』、『オールドボーイ』など、

恋愛映画ではない作風のほうが好きかも。


あ、でも『私の頭の中の消しゴム』は号泣だった。

恋愛映画なら、こういう静かな作品のほうがすきなのかもしれない。


アメリカの恋愛映画だと、コメディタッチのものが好きなんだけどね。

やっぱりお国柄で異なるものですね。


【基本情報】
原題: WINDSTRUCK

製作年: 2004年 
上映時間: 123分
製作国: 韓国

 

監督: クァク・ジェヨン
製作: ビル・コン
チャン・フンタク
チョ・スヨン
原案: チョン・フンタク
脚本: クァク・ジェヨン
撮影: チョン・ハンチョル
音楽: チェ・スンヒョン


【出演】

チョン・ジヒョン   ヨ・ギョンジン巡査
チャン・ヒョク    コ・ミョンウ
キム・テウク