デュプリシティ/DUPLICITY | 映画とともに生きる

映画とともに生きる

気がつけばいつも、生活の中に映画がある

【★評価】 (五つ星評価)

★★★
映画にうっとり Sugarなひととき


【解説・ストーリー】

トイレタリー業界最大手の老舗メーカーB&R社と躍進めざましい新興企業エクイクロム社はシェアトップをめぐり、ライバル心むき出しの熾烈なせめぎ合いを繰り広げていた。そんな中、B&RのCEOタリーが画期的な新製品を発売するという衝撃の情報をキャッチしたエクイクロムのCEOガーシックは、目前に控えた株主総会の前にその情報と技術を盗用し、エクイクロムの製品として先行発表を目論む。また、かねてよりB&Rの動向をチェックしている産業スパイ・チームへ、新たに元MI6の諜報員レイ・コヴァルが加わることに。レイはB&R新製品の詳細を調べるうち、元CIAの諜報員クレア・ステインウィックと再会する。レイとの間に浅からぬ過去を持つクレアはB&R側に雇われていた。だが、実は彼女もガーシックに送り込まれたエクイクロムの潜入スパイだった…。


【レビュー】

私の中で、ここ最近のベストオブセクシーなクライヴ・オーウェン。

彼が出ているだけで観ちゃう。

ジュリア・ロパーツも好きな女優さんの一人だからそういう意味でも期待大。

期待通り、この2人の息はピッタリ合っていたのですが、

ストーリーを複雑にしすぎて、次第についていくのが面倒になってしまった。


お互いがスパイであるが故にお互いをいつまでも疑い続け、

何が真実で何が嘘なのか、本人達もわからなくなっていく。

本人達どころか、観ているこちらもわからなくなりますわ。


仕舞いには、もうどっちだっていいやい、という投げやりな気持ちになる始末。

途中経過の複雑なやり取りはどうでもいいから、最後のオチだけをしっかり観ておこう、

という気持ちだけで最後まで観たと言っても過言では無い。


最後のオチは・・・

このためにここまで大掛かりな仕掛けをするもの???

という気持ちと、


一体どこからどこまでが仕掛けだったんだろう?

という気持ちと。


確かにタイトルに忠実な内容ではあったかも。



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【基本情報】
原題: DUPLICITY
製作年: 2009年
上映時間: 125分
製作国: アメリカ


監督: トニー・ギルロイ
製作: ジェニファー・フォックス ケリー・オレント ローラ・ビックフォード
製作総指揮: ライアン・カヴァノー
脚本: トニー・ギルロイ
撮影: ロバート・エルスウィット
プロダクションデザイン: ケヴィン・トンプソン
衣装デザイン: アルバート・ウォルスキー
編集: ジョン・ギルロイ
音楽: ジェームズ・ニュートン・ハワード


【出演】

ジュリア・ロバーツ         クレア・ステインウィック
クライヴ・オーウェン        レイ・コヴァル
トム・ウィルキンソン        ハワード・タリー
ポール・ジアマッティ        ディック・ガーシック
デニス・オヘア           デューク
トーマス・マッカーシー      ジェフ・バウアー
キャスリーン・チャルファント   パム
ウェイン・デュヴァル        ネッド・ガストン