【★評価】 (五つ星評価)
人気ゲームソフト「バイオハザード」の映画化。
ラクーンシティでの惨劇から数年後、T-ウィルスの感染は世界中へ広がり、人類はアンデッドへ、地上世界は砂漠へと化していた。さらに、アンブレラ社では“アリス計画”が始動し、アリスのクローン実験が繰り返されていく。そんな中、独り世界を彷徨うアリスは、アラスカが感染の及んでいない安息の地だと記されたノートを手に入れる。やがて、離ればなれになっていたカルロスたちと再会、そしてクレアと彼女が率いる武装集団も新たな仲間に加わり、一行はアラスカを目指すことに。そこでアリスたちは、燃料や食料を確保するため荒涼のラスベガスへ向かうのだが。【レビュー】
このシリーズも三作目まできましたか。
いつまで続くんやーー
アリスは相変わらずの強さですが、今回はこれまでよりもアリスが人間らしく見えました。
きっとこれまでよりも多くの人間と関わっているからかもしれません。
舞台が建物中ではなく、開放的な砂漠というのも要因のひとつかもしれませんね。
今回クレア役で登場のアリ・ラーター、好きです。
彼女を初めて知ったのは『ファイナル・デステネーション』のクレア役。ここでもクレアですね。
決して大柄なわけではないのに、体全体から強さがにじみ出てくるような、そんな女性。
最近では連続テレビドラマ『HEROES』にも出演していましたが、この中でも強い女性を演じてました。
ミラ・ジョボビッチと同じ方向性であることは間違いなさそう。
それにしてもゾンビカラスは怖かった・・・
ゾンビではない普通のカラスでさえも、集団でいると突っつかれそうで怖いのに、
凶暴になったゾンビカラスに集団で襲われたら・・・ 想像可能なだけに、グロテスクです。
今作では、アリスを凶暴化させた張本人であるアイザックス博士との対立が見どころ。
抗ウイルス剤を大量摂取して凶暴化したアイザックス博士、そうとう強い。そして気味が悪い。
やっぱり最後はお決まりの「To Be Continued....」。
大量に作られたアリスのクローンがどういう使われ方をするのか、次回が楽しみです。
って、次回はいつやねん。
【基本情報】
原題: RESIDENT EVIL: EXTINCTION
製作年: 2007年
上映時間: 94分
製作国: アメリカ
製作: ポール・W・S・アンダーソン ジェレミー・ボルト ロバート・クルツァー サミュエル・ハディダ ベルント・アイヒンガー
製作総指揮: マーティン・モスコウィック ヴィクター・ハディダ ケリー・ヴァン・ホーン
脚本: ポール・W・S・アンダーソン
撮影: デヴィッド・ジョンソン
クリーチャーデザイン: パトリック・タトポロス
視覚効果スーパーバイザー: デニス・ベラルディ エヴァン・ジェイコブズ
プロダクションデザイン: エウヘニオ・カバイェーロ
衣装デザイン: ジョセフ・ポロ
編集: ニーヴン・ハウィー
音楽: チャーリー・クロウザー
【出演】
ミラ・ジョヴォヴィッチ アリス
オデッド・フェール カルロス・オリヴェイラ
アリ・ラーター クレア・レッドフィールド
イアン・グレン アイザックス博士
アシャンティ ベティ
クリストファー・イーガン マイキー
スペンサー・ロック Kマート
ジェイソン・オマラ ア ルバート・ウェスカー
マイク・エップス L.J.