こんにちは、あこです✨

 

 

 

占い師歴5年、嫁歴4年、ママ歴2年、

今日も頑張ります!

 

 

 

最近お昼更新になっております、、、

早起きが😵、、、

 

 

 

 

 

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2024年の初日に起こった能登半島地震。

 

あれからあっという間に2週間が経とうとしています。

 

 

 『101-忘れてはいけない日』おはようございます、あこです。   2024年元日。 令和6年能登半島地震。     忘れてはいけないことだと思うのでブログにこの日のことを記録しておこうと思…リンクameblo.jp

 

 

 

 

 

実は震災のあと、時々お世話になっている近所の八百屋さんが

 

「珠洲市からの要請で、現地で炊き出しのボランティアをする」

 

という案内を出していたので、そこに参加しようと考えていました。

 

 

 

 

インスタでスタッフを募集していたので、

ケンちゃん(旦那)に相談のもと、応募しました。

 

 

 

 

 

 

しかし、実際にスタッフの人が金沢から向かったところ、片道10時間かかる上、帰りも深夜になるとのことで、正直悩みました。

 

 

 

お手洗いもなく、体調を崩しても責任は取れないとのこと。

 

 

 

 

それなりの覚悟はしていたので、携帯トイレやおむつを持参して参加しようかなとも思ったのですが、少し躊躇してしまい、、

 

 

 

 

 

 

そこで私は、輪島に実家を持つ親戚夫婦に相談しました。

(ケンちゃんのお父さんの妹の旦那さんが輪島出身)

 

 

 

 

その夫婦は、家族からの要請で一度輪島へ向かいましたが、道路状況が想像以上に過酷すぎて、結局途中で引き返したとのこと。

 

 

 

 

 

 

その話を聞いていたので、ボランティアスタッフについては彼らに相談することにしたのです。

 

 

 

 

 

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金曜日の夜、おじさんから電話がかかってきました。

 

※おじさん=輪島出身の旦那さん

 

 

 

 

 

開口一番言われたのが、

 

 

「考えが甘いぞ」

 

 

でした。

 

 

 

 

 

おじさんの元にはリアルタイムで現地の情報や、道路状況の詳細も入ってくるようで、私の知らない・新聞にも載っていない最悪な状況を話してくれました。

 

 

 

 

それなりの覚悟を持っていた私も、

彼の話を聞いて怯んでしまいました。。

 

 

 

 

 

さらにいうと、連日の雨で土砂崩れも発生し、震災の影響ではないところでも、事故や道路の封鎖が起こっている様子。

 

 

 

 

これはもう、どんな人と一緒だったとしても、

生きて帰られる保証はないなと痛感したのです。

 

 

 

 

 

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結局、私はその夫婦の話を聞いて、炊き出しのボランティアを辞退しました。

 

 

 

 

スタッフの方には本当に迷惑をかけてしまったし、生半可な気持ちで手を上げた自分もすごく恥ずかしかった。

 

 

 

 

しかし、お断りの連絡を入れても、優しい言葉をかけてくださいました。

 

 

 

 

 

 

 

現地のことがいくら気になっても、

助けたいという気持ちが先行しても、

 

 

私という人間ができることには限りがあるし、

何より「天災」は、誰にも止めることができない。

 

 

 

 

 

弱冠2歳の息子を置いたまま

最愛の夫を置いたまま

 

 

 

私はこの世を去れないなと、改めて思ったのです。

 

 

 

 

 

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親戚夫婦との電話の最後に、

思わず涙腺崩壊してしまった奇跡の話があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

1月1日、15:30過ぎ。

地震の前です。

 

 

 

親戚が本家に集まり、この時間に解散しました。

 

 

 

 

電話をした親戚夫婦は一番最初に車に乗って出発したのですが、

 

のと里山街道を走っている時に、震度7を経験しました。

 

 

 

 

数キロ先は道路にヒビが入り、崖崩れが発生。

 

 

落ちていった車もあったそうです。

 

 

 

 

 

ただ、彼らは奇跡的に無事でした。

 

怪我もなく、車も故障せず、時間はかかったものの帰宅できたのです。

 

 

 

 

もう数分、家を早く出ていたら・・・

落ちていたのは、彼らだったかもしれません。

 

 

 

 

 

 

ただ、彼らが数分遅れて家を出たのには理由があったのです。

 

 

実はそれには、我が息子が関係していました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本家から出発する際、息子がどうしてもその夫婦から離れたくない様子でした。

 

 

 

二人は車に乗って発進しようとしているのに、

息子はその車に乗り込み、楽しそうに遊んでいる。

 

 

 

 

それが5分くらいだったかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして彼らを見送った後地震が発生し、崖崩れが起こった。

 

 

 

あと5分早く出発していたら・・・

 

 

その夫婦は、崖崩れに巻き込まれていたそうです。

 

 

 

 

 

***

 

 

 

 

何より嬉しかったのが、彼らが

 

「命が助かったのは、〇〇くんのおかげだよ」

 

と肯定的に受け取り、それを私に伝えてくれたことです。

 

 

 

 

 

単なる偶然、とも受け取れる状態ではありますが

息子が大切な親戚の命を救ったと思うと・・

 

 

 

もう涙が止まりません。

 

 

 

 

この子にとっては命を救うとかそういうことは一切考えていなかったと思うし、単に車で遊びたかっただけかもしれない。

 

 

 

でも、その小さな行動が、命を救ったことには違いありません。

 

 

 

 

 

 

もし息子がその夫婦に懐いていなかったら?

 

 

 

奇跡の5分は、きっとあり得なかったでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

電話を切った後、泣きながらすぐに息子を抱きしめました。

 

 

「おじちゃんたちを助けてくれて、ありがとうね」

 

 

そう伝えたら、息子はすやすやと眠りました。

 

 

 

 

 

***

 

 

 

この世界には、科学的に証明できることも多いのですが

 

不思議な出来事も、奇跡も、実際に起こります。

 

 

 

 

 

今私はこうやって生かされていて、

それは自分の力で手にしたものでは決してなく、

他者の配慮や愛情で成り立っています。

 

 

 

 

 

日頃から家族を大切にしていて良かった。

 

後悔のないように親孝行をしておいて良かった。

 

お金に余裕がある時にたくさんプレゼントできて良かった。

 

 

 

色々なことを、改めて感じています。

 

 

 

 『102-震災で学んだこと。』おはようございます、あこです。   余震はまだ続きますが、だんだんと通常の生活を送れているので改めてブログを書こうと思います✨   ↑の写真は、昨年の秋によく…リンクameblo.jp

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いまだに震災の話を引きずってしまい、

読者の方達には申し訳ないです。

 

 

 

 

ですが、どうか受容してほしいです。

 

いつ、死ぬかもわからないってことを。

 

 

 

 

 

生きていられることって当たり前じゃないんです😊

 

 

だから、家族を愛し、自分を愛し、そして関わるすべての人に愛情を送りましょう💐

 

 

 

 

私も残された人生、愛が溢れるものにしていきたいです😊

 

 

 

 

***

 

 

 

今日も長くなりましたが、

最後までみてくださり、本当にありがとうございます🙇‍♀️

 

 

 

いいことも悪いことも、しっかりと吸収して成長につなげていきたいと思います😊

 

 

 

 

 

このブログを通して、読者の方の力になれることを願っています。

 

 

では、また明日の朝お会いしましょう👋💓