渡米するにあたり日本の住民票は除票手続きをしてきたので、渡米後、結婚してアメリカ人旦那様の保険に入れるまで、アメリカの任意の保険に加入していました。結婚後、Marriage Certificateを旦那様の職場に提出して、やっと5月から入れることになり、このたび、健康保険証が届きました。

 

日本は国民皆保険制度なので、健康保険は何らかの公的保険に入ることになり、病院や薬局でかかったお金は診療報酬で保険点数が決められているので、医療費はある程度クリアになっているかと思います。でも、アメリカでは保険は公的なものではなく、民間の保険会社なので、保険会社のよっても、またどういうプランに入っているかでも人それぞれ負担額も支払額も違ってくるようです。

 

現在は旦那様1人で加入していますが、私が加わることで月々お給料から天引きされる支払額は単純に2倍になってしまうそうです。一方、病院等でかかった時の自己負担額は旦那様と同じだそうです。

 

アメリカにはプライマリケアの制度があり、救急でない限りは、まずはホームドクターにかかります。新しく届いた保険証には旦那様と同じドクターの名前が書かれてありました(まだお会いしたこともないのに・・・)。もちろん変更することは可能なようですが。

 

アメリカの医療費が高いのはよく知られていますが、もし、何らかの保険に入っていないと自己負担額はとんでもなく高くなるかもしれません。以前、私がアメリカに語学留学をしていた時、ちょうど日本に帰国する3日前に自転車自転車に乗っていて車車にはねられてしまいました。大きな事故にはならず、自転車が倒れて頭を軽く打っただけで済んだのですが、車のドライバーが救急車救急車を呼んで、私はそこに乗せられて病院に連れていかれました。病院では念の為に一通りの血液検査と頭のCTを取ったぐらいで、その日に帰されました。

 

その時、すでに任意で入っていた医療保険が切れてしまっていました。すでに帰国日が3日後だったこともあり、その後、請求書は日本に送られてきました。その額、何百万円!!ポーンと目が飛び出るほどの額でした。もちろん、私は車にはねられた方なので被害者、私が払う必要はないのですが、病院からの請求書は私に来ました。また、その後、病院だけでなく、救急車の費用の請求書まで届きました。アメリカは救急車は無料じゃないみたい。それも何十万円!!ポーンいう単位でした。

 

その後、車のドライバーが入っている保険会社の担当者とメールでやりとりしたのですが、保険会社が支払うまではずっと私に催促状が届いたので、それはそれはストレスでしたガーン 最終的に支払いが終わったのは、事故から1年後ぐらいでした。

 

そのドライバーが入っていた保険はAAA(トリプルA)という、アメリカ自動車協会の保険だったので、高額な医療費も病院と交渉してすべて払ってくれたのでよかったのですが、人によっては保険に加入していなくて、事故をしても払えないようなケースもあるそうです。大変な思いをしましたが、いい経験だったと思いますニヤリ