前回の続きです。
11月中旬に、MRIとEUS検査の結果説明を聞きに、大学病院で2回目の外来を受診しました。
MRIとEUSの検査を受け、膵胆管合流異常症は確定だと最初に話がありました。
そして、私の胆嚢が大きくなっているのは、膵液が逆流して炎症で胆嚢の中の粘膜が厚くなっているからだと説明がありました。
粘膜過形成と言うそうです。
胆嚢だけを取るか、胆嚢と胆管を取るかは議論があるそうです。
T大学病院では胆嚢だけ取り、I先生考案(?)の十二指腸の壁にくっついている部分の膵胆管の周りにある乳頭という筋肉に切り込みを入れ、穴を広げる手術をするのがよくある治療だそうです。
穴を広げることによって、十二指腸の方に膵液がよく流れていくようにして、逆流を減らすそうです。
ここまで聞いて、もう1つ検査があると話が上がりました。
私は次はいよいよ胆嚢摘出手術に進むのかと思っていたので、また検査かと驚いて頭がついていかなかったです。。。
👨⚕「胆管の細胞を取って、胆汁中のアミラーゼを測る内視鏡の検査入院です」
あぁ、これが1番心配だったことです。。。
入院。。。
息子と娘と離れるのが心配です。。。
息子は可愛いマザコンに育ってるので(笑)、私がいなくて大丈夫か。
娘はまだ幼いので、私がいなくて忘れられちゃうのではないか。
その場で夫に電話をさせてもらい、入院日を決めました。
3週間後の火曜入院で、当日検査。そして金曜退院です。
早ければ来週の火曜からもOKと言われ、驚きました
「そんなに急でも大丈夫なものなのですか?」と質問したら、「まぁこっちの準備は大変だけど、別に大丈夫です」というお返事でした。
検査が終わったら、また検査…と続いているので、今後の見通しも教えてもらいました。
①まずは現状を調べる(悪い細胞があるかどうかで今後の治療方針が決まる)
②悪い細胞が無ければ腹腔鏡手術で胆嚢摘出(4日間入院)。
③半年後に十二指腸の壁にくっついている膵胆管の出口の穴を広げる手術(3〜4日入院)。
④1年後にアミラーゼ測り、経過を見る(3日入院)。
⑤アミラーゼ測定は1〜2年に一度経過観察として今後行う。
⑥もし悪い細胞があったら、開腹手術でリンパ節を取るなど大掛かりな手術で入院も長くなる。
とのことでした。
⑥の話を聞いて、現状癌と思われるものは見えないようですが、やはり可能性は0ではないので一気に緊張しました。
それから、気になっていたことを質問。
・一般の人より胆嚢が大きいようだが、腹腔鏡の小さい穴だけで取り出せるのか?私の場合は開腹手術になってしまうのか?
→胆汁を抜いてしぼんだ胆嚢を摘出するので何も問題ない。腹腔鏡で取れる。
・胆嚢摘出の手術後は仕事と赤ちゃんの抱っこは大丈夫か?
→全然大丈夫。
出産の方が大変でしょ?って言われました🤣「でも私、帝王切開ではないので」と言ったら「そっか。。。じゃあ、大変かも?」と曖昧なお返事でしたw
そして、仕事に関してはむしろ休職勧めてほしかったですw働きたくないです〜(笑)
主治医のI先生の外来はこれで終了。
その後、入院手続きをして、看護師さんとの面談がありました。
面談は消化器内科の看護師さんと話すのかと思ったら、入院手続きの部屋にある個室で入院前面談担当の看護師さんとでした。
私の病気の状況はどこまで把握しているのか謎でした。
1番シビアだなと思ったのは、面談の最初に「今回はどのような入院だと先生に言われましたか?」と質問されたことです。
「胆管の細胞を取って、胆汁中のアミラーゼを測って癌があるかどうか現状を診ると言われました」といざ癌という言葉を口にするととても怖くなりました。
「癌と聞くと怖くなっちゃいますよね」と言われましたが、共感してくれたとか寄り添ってくれたというより、患者に言葉にさせて酷だと思いました。
そこは電子カルテで共有して、私には聞かないでほしかったです。
それ以外は入院パンフレットを見ながら、テレビカードやドライヤー、ランドリー、シャワーなど事務的な話を聞いておしまいでした。
病院を出て、まず一番に実母に電話をし、入院日を伝え、手伝いをお願いしました。
娘ちゃん出産の入院中もそうだったのですが、夫は有給を使いづらい仕事で、夫1人でワンオペは無理なのです。
今回は保育園に行っていない娘ちゃんもいるので、前回よりますますワンオペは無理なのです。
泊まり込みで来てもらわないと子どもたちのお世話が成り立ちません。
近くに住んでいるので、本当に助かります