初風炉茶事は、迎えつけ→初座の挨拶→初炭→懐石→続き薄茶→お見送りの流れで催しました


寄り付き「藤花流水香」

煙草盆

火入れ

火入れの勉強のために、初座は亭主が後座は半東が火入れを作ります❗️(こちらは撮影用に)

お客さまが揃いましたら、半東が白湯をお出しします。

汲み出し

正客・銀藤(陶葊) 次客・薩摩練り込み(陶正山)

三客からは、新庄東山焼き(なまこ釉)


露地の様子

心配していた雨もやみ

露地草履で歩いていただけました

亭主の迎えつけの勉強もできました


躙り口のところにあります

草花もお出迎え






いただいた種から咲きました

立ち蹲の横にあった、これ❗️気が付きましたか

覚えていらっしゃる方いますか?

今度のお稽古でお話しします💕

去年のクリスマスリース(すずめうり)

種を撒いて芽がでました🌱


初座のあいさつがあり、

本席

二重棚に琉球風炉

初炭は盆香にて

亭主がお持ちになった「御所車」

葵祭にちなんで

京焼き

この後、懐石に移ります。


懐石のあと、席を改めました

一才藤(別名・野田藤)に瀬戸焼きの鉢

花台・日向榧


菓子器

而妙斎好 青交趾 竹紋

主菓子「藤宴」

茶入れ・藤波の写し

水指・金牡丹唐草菱紋(薩摩焼)

濃茶茶碗、高麗茶碗・皮くじら・小鹿田焼

薄茶茶碗

七宝尽くし・花茶碗

亭主ご用意の茶碗

笠間焼き

一人ひとりが思い浮かぶ花はなんでしょか?

素敵なお茶碗でしたね

銀藤・藤の花(仁清風)

干菓子

沈壽官窯茶寮・美山オリジナルの「高麗餅」と


その名が示すように、高麗の地から到来した、米の粉と小豆餡をこね混ぜた蒸し菓子です。

高麗餅が鹿児島に渡ったのは・慶長三年

四百年という悠久の時を超えて薩摩の伝統菓子となりました。

もう一つは、宿泊先の雅叙苑で出していただいた

コーヒーと一緒にいただきました☕️

「ごまざた」

ごまと黒糖のみで薄さわずか5ミリほどで、素朴なお菓子です

語源は、ごま➕さとう(黒糖)と言われているとか❓


沈壽官窯・五弁平皿

最後の桜🌸


数茶碗で薄茶二服目を飲んでいただきました

青磁唐草・天目茶碗

干菓子②

霧島杉の箱と朴箸

ふぢ(藤)餅 か津ら製

最後の飾り方は入飾り(二飾り)

堆錦・青竹ノ絵 琉球漆器

初座の掛物と合わせて、初夏を味わっていただきました🍃

山中塗 白漆 藤マキエ

表面が竹、裏が漆塗り

白薩摩 杵型 割紋 緑青(ロクショウ

今回、沈壽官窯への訪問もあり工房の作品を使いました。

先日、お電話でお尋ねした際に、工房の方から映画のお話しをお聞きしました❣️

以下サイトよりお借りしました🙇‍♀️




上映される会場が少ないのですが、お近くで見つけられたらぜひご覧ください。