端午(たんご)

男の子の節句

真鯉・緋鯉

①江戸時代は「真鯉1匹飾り」

 男の子が生まれたら、その子供の出世を願い真鯉   (黒い鯉)を一匹揚げた。

 真鯉の意味するものは、お父さんではなく子供。

②明治時代から昭和30年代までは、

 「真鯉と緋鯉のセット飾り」

 真鯉と緋鯉(赤い鯉)

 昭和6年に発表された、鯉のぼりの歌

 大きい真鯉はお父さん、小さい緋鯉は子供たち

 昭和6年当時はまだこの2色のセットだったため

 緋鯉=子供

③昭和39年(東京オリンピック)以降のこと

 今のように家族をイメージして何匹も揚げるようなる。

 五輪の輪を見て鯉のぼり職人が思いついた。

 女性の社会進出もあり「お母さん」が鯉のぼりに登場

 緋鯉=お母さん、子鯉が色々な色になり

 家族のイメージになった。