去年の今頃は、まだ苦しい日々を過ごしていた。でも毎日毎日必死で生きていた。それまで「生きる」なんて意識したことなかったけれど、とにかく1日を長く感じながら、必死で生きていた。テレビも見たくない、音楽も聞きたくない、楽しいことなんて何もない日常生活だった。無表情に、いやげっそりした顔つきで過ごしていた。
寝不足で、昼間少しうとうとすると、なぜか必ず嫌な気持ちになり、時にはぞっとしながら飛び起きてしまい、気が休まるときがなかった。
気が付くと呼吸が浅くなっていたので、無理しない程度に深呼吸してみたり、白湯を飲むと、少しだけ、(一瞬の時もあったが)気が休まる気がした。お風呂に入り、湯ぶねにつかると、不思議と心が落ち着いた。からだを温めるのって大事なんだとしみじみ思った。洗面器でからだに湯をかけると、胸のあたりがひりひりするのは不思議だった。病んだ心がむきだしになっているのかなと思った。
一番幸せな時間は、夜ハルラックを飲んで、眠りにつけるときだけだった。もう、何も考えずにすむ!という安堵感からだと思うけれど、また朝が来ることを考えると、憂鬱になりながら、でもとりあえずは幸せを感じながら眠りに入っていくような毎日だった。