コロナ禍以降、私の働いている会社はハイブリッド勤務となっている
昨年までは週1でオフィスに出社し残りは家からリモートワーク
今年からは週2はオフィスで残りの3日はリモートワークをしている
リモートワークの方が邪魔が入らず仕事に集中出来て効率が良いと言う人も多い
ただし、これは家庭の状況にもよるであろう
就学前の子供がいる家庭ではリモートワークで仕事に集中するのは難しいかもしれない
オフィスまでは車通勤で、朝夕の渋滞時でもドアツードアで片道30分という恵まれた環境である
それでも往復の通勤に1時間、そして出社日は朝から何かとバタバタしている
そう考えると、効率的に仕事が出来るのはリモートワークのように思う
私の所属している部署には60人ほどの社員がいる
月1は部署の全体ミーティングがあり皆一同に顔を合わせる
いつもは1時間ほどのミーティングだが、今月はランチを挟んで3時間半と長いミーティングだった
ランチはケータリングであったが、ランチの間それぞれのグループに分かれて社員の親睦目的でゲーム大会をやった
企画した社員が自分の家からボードゲームやカードゲームを持ってきてくれた
アメリカで代表的なボードゲームはMonopoly、人生ゲーム、Battleship (潜水艦)やカードゲームではUno、Cover Your Assets (財産隠しゲーム)などがある
最初は皆今更こんな子供みたいなゲームなんてと思っていたが、やってみると結構夢中になってゲームに講じていた
いつも一緒に働いている人の意外な一面が見られて面白かった
ランチの間、同じチームや一緒にプロジェクトをやっている30代のアメリカ人男性たちと雑談していた時にハッと思ったことがある
彼らは今の会社に入社前はアメリカの海兵隊や空軍にいたとのこと
海兵隊にいた彼は主に大砲の弾の軌道計算を担当していたそうで、アフガニスタンにも駐在していたそうだ
また、同じチームの男性は大学卒業後もしばらく仕事が見つからず、バーテンダーをしていたそうだ
そんな話をランチを食べながらしていると、若いながらも結構苦労していることがわかった
特に海兵隊や空軍に所属していた彼らの話を聞くと、アメリカがいかに軍事力に予算を割いているかということと、こういった若者たちによって国が支えられているんだということを改めて認識させられた
一概には言えないが、特に若い世代はリモートワークを好む傾向にあるように思える
私もどちらかというとリモートワークの方が仕事をしやすいが、オフィスに来て面と向かって人とコミュニケーションを取ることにはまた違った効果があると思う
特に年配の上層部は長年会社に出社して働いてきたので、なるべく社員にオフィスで働いてもらいたいようである
そうはいっても、コロナ禍となりすっかり働き方のパラダイムがシフトしてしまったので、ここは上手く折り合いをつけてより働きやすい方向に向かっていってくれればと願っている