冷え取りには瞑眩と呼ばれる好転反応が必ずある。瞑眩が訪れる時期、期間、症状の強さは人によってまちまちである。ため込んでいる毒の量やため込んできた期間は人によって違う。また、その時の体調によっては身体がまだ強い毒だしが無理と判断することにもよるらしい。
私の場合は瞑眩が意外に早く訪れた。
今まで食物繊維を沢山摂っていたので、快便であった。特に食事内容は変えていないにも関わらず冷え取りを始めて5日ほどで便秘になった。
便秘なんて瞑眩とは関係なさそうであるが、聞くとこによると便秘は「冷え」で大腸の血管が縮んで血流が悪くなっておきるそうだ。
以下、私が冷え取りを始めてから今までに出た瞑眩の数々である。
ちなみに冷え取りを始めて1週間ほどしてから抗ヒスタミン剤を止め、ビタミン等のサプリ以外は一切飲んでいない。
冷え取り開始から 症状 靴下の枚数 症状が続いた期間
5日 便秘 4枚 数日
1週間 息の吸いにくさ 8~10枚 数週間
下り物の塊 8~10枚 数時間
3週間 睡眠中多量の痰を排出 8~10枚 数時間
唾液過多 8~10枚 1か月~(現在も時折)
後鼻漏 8~10枚 1か月
舌の中央に口内炎 8~10枚 1か月
左肩甲骨の痛み 8~10枚 数日
右脛の痒み 8~10枚 1か月
4週間 飲み込みにくさ 8~10枚 1か月
首のこり 8~10枚 1か月
7週間 左脛の痒み 11~12枚 現在も継続中
8週間 不安感 11~12枚 5日
不眠 11~12枚 1日
左肩甲骨の痛み 11~12枚 数日
(冷え取り的には身体の左側に出るのが新しい毒、右側に出るのが古い毒と言われている)
今見てもかなりの数の瞑眩が出ている。
冷え取りをしていなければ、普通こういった症状が出てもアレルギーやただの疲れという感じで終わってしまうかもしれない。
正直毎回瞑眩が出るたびにそれなりに辛い。もう瞑眩は嫌だと思ったりする。
冷え取りでは瞑眩を気にしすぎたり、嫌だと思ってしまうと長引くらしい。
キーワードは「淡々と冷え取りをする」と「瞑眩をあまり気にしない」
瞑眩が出たら身体の毒が出ていると思って喜ぶべきなのだそうだ。
毎回、瞑眩を乗り越える度に身体が楽になってきていて、何かが変わっているのを感じる。劇的に良くなるわけではないが、気がつくと良くなっている感じだ。
自然治癒力とはこういうものなのかもしれない。
私は冷え取りを始めてまだ2か月半だが、何年も冷え取りをしている人に言わせるとそのうち大瞑眩(瞑眩祭り)という大きな瞑眩を体験するらしい(正直怖い)
でもそれを乗り越えると飛躍的に何かが変わるらしい(別のステージに立つと表現されている)。