昨日の続き、土肥での演奏会の最終日、清雲時さんで演奏会のご報告とロクアットさんのご紹介です。

 

 

最終日の演奏場所 清雲寺さんは 日蓮聖人の生涯を90枚を表した板絵が本堂にこんなふうに 展示されています。本当に圧巻です。そして こちらにも 息をのむようなゴールデンシャンデリア(?)がありました。

 

またこちらのお庭には、アジサイがちょうど見ごろを迎えており、

演奏時には雨上がりで さらに一段と美しかったです。

 

 

どこを切り取っても写真映えします。前日に下見をしており、ここで写真を撮ろう!と思ったところで モデル気取りで色々撮ってみました。

 

 

 

 

うーん 実物の10割増し?で撮れたのではないかしら。

 

 

チャペル、教会では演奏の経験がありますが、お寺での演奏は初体験です。

そして、私がここに座って弾いた視界はこうでした。

 

 

 

 

前後には日蓮聖人と天女様、真上にはたくさんの仏様がいらっしゃいます。このゴールデンシャンデリアの下に立つと空気感がまるで違うのです。圧倒されました。最福寺さんといい、清雲寺さんといい、 こんな荘厳なところでワタクシごときが演奏していいのだろうかと何度かひるんでしまいました。今まで経験したことのない空気感で、360度から 存在を感じます。リハの時は全く感じなかったのですが、本番ではいつものスタンスで演奏ができなくなり、自分軸がわからなくなってきました。いつものように弾けない、そんなことが多々あったのですが、そんなときに自分を取り戻してくれたのが、聞きに来てくださった方々の暖かい視線でした。時間が経つにつれてだんだん落ち着きを取り戻して演奏ができました。

 

 

 

 

演奏後にたくさんの差し入れや、お花、お声がけをいただき、胸がいっぱいになりました。

  

 

 

 伊豆へ行く数日前に 不思議な夢を見ました。夢のワンシーンの一つですが、母とドライブをしていて、母が車を止めるためにバックしすぎて沼のような深いぬかるみに半分ほどつかってしまいました。困っていると周りにいた地元の人たちが親切に助けてくれたところで目が覚めました。お寺での演奏の状況を象徴しているような夢でした。

 ほかにも赤い富士山がでてきたり、ドライブ中に下り坂から見下ろした海が見える風景…水平線の下には国道・橋・大きな駐車場があった風景が強烈に残っています。「緑涌」という漢字も何度も夢のシーンに飛び込んできました。 

 今回の西伊豆の演奏旅行で伝えたかったメッセージなのかもしれません。

 

土肥での最後の食事は 古民家をホテル・レストランにリノベートしたお店で 

コース料理を堪能しました。 ワタクシがあれこれ言わなくても 写真は語ってくれますね。

 

 

細部にまで色々なさりげないこだわりが感じられ

この空間にいると自分は本当に大切にされているわ…という 気持にさせてくれます。また行きたーい。

 

 

お店のたたずまい、お料理もさることながら、

お店のスタッフさんから、

町の活性化に向けての取り組みを聞くことができて、とてもいい刺激を受けました。

 

集学校、こがねすとさん、ロクアットさん、最福寺さん、清雲時さん 

今回訪問・演奏した場所すべてに 地域の活性化に向けて真剣に取り組んでいらっしゃる様子が感じられいい町だなあと思いました。

 

3日間で延べ70人以上の方が演奏会にお越しくださり

地元住民でない私を温かく受け入れてくださった今回の演奏会は

自分の演奏経験の中でも忘れられないたくさん思いと経験をさせていただきました。

すべてに感謝です。

改めて この場を借りて お礼申し上げます。

 

私にできることがあれば お手伝いさせてください。

次回は冬のコンサートを予定しております。

また みなさまに会えますように。