最近あった、国際シンガポールマスコンペティション(ISMC)2022に息子が参加しました!
マレーシアのインターの数学は、シンガポールマス派とケンブリッジ式派があり、
今インターはシンガポールマスが多いのではないかなぁ。
息子の学校もシンガポールマスだし、成績的にはいいものをもらっているし、試験会場は学校だしより自信をつけるために軽い気持ちで参加を決めました。
y3の7歳なので、P2レベル。このP2レベルは、7歳と8歳の子が受けられます。
上のレベルを下の歳の子はチャレンジできますが、年齢が上の子は、下のレベルは受けられないしくみになっています。
いやあ…後悔しました。
エントリーしたら過去問が見れるんですが
ボリュームのあるしっかりした『テスト問題』たちを前に怯む私。
こんな本格的なやつだったなんて!自信をつけさせるために受けるはずが、自信を失わせてしまう~~~
当たり前だけど、問題が英語~~~!!!
そして、8歳の子もいるのか~~(よく見ていなかった)まだやっていない範囲~~~!!!
まず、基本的な数学用語を私も息子も覚える必要がありました。
sum(和),different(差),product(積),fraction(分数)...
このfractionは必ず出てくるし、このproductは、ほんと意味が分からず、手こずった単語です。
「…で、二つの数字の和が6…、でそのできた「もの」が8???」
みたいに、親子ともども、productを「もの」と理解し、積だといつまでもわからぬままでした。
大事な数学のことばを書き出し、一覧にして頑張って覚えました…
もう、ここで全然だめだったら息子は得意なmathを嫌いになってしまう~~~!!それは嫌だぁ!と
親子で、公開されていた4年分の過去問を少しずつ、結果6-7割がた解いたかなぁ…。
で、クセのようなものもつかみ、ただ考えずに解くのではなく、どうすれば楽に解けるかを考えるようになりました。
たとえば
〇〇〇〇は8cm、▽▽▽が10cmの場合
〇▽▽〇〇▽は何センチ?みたいなのがでるんですね。
最初、〇は2cmだけど、▽は計算できない無理!といっていたのが、慣れてきたことによって、この▽1個は計算する必要がないことに気づけるようになりました。
また、長い長い英文の問題も、例えば
James,Verginia and Elliot are out picking flowers in a field. After some time, the three of them return home together with basket containg all the flowers they have collected.
All except 5 of the flower were collected by James; all except 8 of them were collected by Virgina And all except 7 of them were collected Elliot.
Who collected the most flowers that day? How many?
という過去問があるのですが、(答えはJames, 5)息子はもう、「containg ってなに」みたいなかんじになっていたのが 前半分は、全然問題に関係ないわぁ…多分単語も知らなくて良い…になりました。
文章がめっちゃ長いんですよね…。
こういうパズルみたいな問題と、頭をやわらかくして考える算数の問題が出るようでした。
まぁ、当日は「むずかしすぎてむりだった」って帰ってきましたが過去問をといておいてちょっとは頑張れたかなぁ。だといいなあ…。
同学年で7-8人受けていたらしいです。
中には「過去問は問いていない。高得点をとるというよりは、試験というものをうける訓練のために受けさせた。インターはいわゆる試験がないから」という親御さんもいました。
たしかに…日本人学校はテストあるけど、インター、とくに低学年はテストらしいテストないもんね…。さり気ないテストはあるんだけど。
頑張ったから、夕ご飯はなんでもいいよ、といったところ、マックをご所望されましたので当日の夕飯はマックでした。
今年の結果はまだですが、めげずに訓練を重ね、来年もチャレンジし、メダルゲット(上位30%)してほしいものです