「褒めて育てる」ことは「叱らない」ことではない
日本🇯🇵では近年
「褒めて育てる」
「叱らない育児」
という言葉をよく耳にするようになった
私はカナダで🇨🇦幼児教育に携わる中で、この考え方の一部は欧米の教育理念の影響も受けているのではないかと感じることがある
カナダ🇨🇦の幼児教育では、子ども一人ひとりの良いところを認め、その子らしさや個性を伸ばしていくことが大切にされている![]()
ポジティブガイダンス(Positive Guidance)
子どもがルールから外れた行動をした時にポジティブガイダンスが推奨されている![]()
例えば
❌「室内では走らないで」
⭕「室内では歩こうね」と伝える
![]()
「走る🏃➡️とここは狭いから、お友達とぶつかってケガをするかもしれないよ」と理由も合わせて伝える
なぜこのような伝え方をするのか?
「何をしてはいけないか」ではなく
「どう行動したらよいのか」
を具体的に伝えるためだ![]()
否定ではなく、望ましい行動を示すことで
子ども
は次に何をすればよいのかを
理解しやすくなる
ポジティブな言葉で伝えることで、物事を前向きに捉える力を育てること🌱にもつながる![]()
誤解してはいけない
「褒めること」
「何も注意しないこと」
は全く別物だということだ![]()
もし子どもが望ましくない行動をした時に何も伝えなければ….
何が良くて何がいけないのか、その線引きを学ぶ機会を失ってしまう![]()
カナダ🇨🇦でも、社会のルールや集団生活の約束はしっかり教える
✅危険なことをした時
✅人を傷つける行動をした時
✅周りの人が困る行動をした時など
大人がきちんと介入する
「怒る」と「叱る」は違う
怒る
→大人が感情的になって伝えること
叱る
→冷静に何が問題だったのかを伝えより良い行動へ導くこと
生まれながらに社会のルールを知っているわけではない
それらの社会ルールは、家庭や学校、保育園などの中で少しずつ学んでいく![]()
褒めることは大切
でも、社会のルールや他者への配慮
を教えることも同じくらい大切
もし「褒めること」だけに偏り、「注意すること」や「教えること」を避けてしまえば
子どもは集団生活の中で困る場面が必ず出てくる![]()
そして、誰かが嫌な思いをしたり、集団そのものがうまく機能しなくなることもある![]()
社会にはルールがある
そして、そのルールがあるからこそ
みんなが安全に、安心して、気持ちよく過ごすことができるのだ![]()
それを伝えることもまた、大人の大切な役割の一つではないだろうか![]()
