スーパーにて



「イカの一夜干し!」


 (゚o゚;ナ、ナニゴト・・・?


「イカの一夜干し!」


 Σ(●▽●) ケータイデハナシトル・・ア、コンヤノメニューナノネ


「そうそう!ワイン買ったから!今夜はイタリアンよ!!」


 (゚o゚;;ド、ドンナメニュー?



イカの一夜干しを使ったカコヨイイタリア料理があるのかもしれんが、

この電話をしていたご婦人が・・・その、いかにもオバチャンふうで。


どっちかというと、焼酎でいっぱいという方向性のため、二度見してしまいました。

失敬失敬。

安兵衛さんは浪人でしたが堀内道場の代稽古を勤めるほどの腕前(なんたっていっちばん強い人の代わりだから)。
25歳の時に例の高田馬場の決闘を演じたわけですが、その評判を聞いた堀部弥兵衛さんが『娘の婿になって跡継ぎになってくれ!』とくどきに来たわけ。

$AKO47


当時は実家の中山家を継ぐつもりだったんだけど、弥兵衛さんの熱意に負けてとうとう養子に・・・
これが彼の運命を変えちゃったんですねー。
そして10年後に例の事件が起こるわけで


・・・・って考えると安兵衛さんと礒貝君の出仕はほぼ同時期!?


最初っから社長秘書としてスカウトされた文系美少年(15歳)と、決闘で有名になった新参者(25歳)とでは、扱いも違ったろうなぁ。

でも、安兵衛さんも10年勤めて200石、だから年収6,000万なんですが、礒貝君と違って家族や家来を養わなきゃいけない(弥兵衛さんは彼を養子にして隠居しちゃったのさ)ので、独身の礒貝君と違ってけっこう大変だったと思う。
礒貝君は三男坊で、しかも父親が浪人になっちゃったため、養子の口もなく、仕方なく京都の愛宕山教学院(美少年揃いで有名)というところで小姓務めをしたそうな。

それを父親のつてで紹介されて内匠頭に仕えるようになったのですが、取り立てられて10年ほどで150石どり(※)の物頭側用人まで出世。

$AKO47


まぁそんな感じで、いわばジャ○ーズ系で内匠頭さんのお気に入りなもんだから、武闘派の安兵衛さんには気に喰わないわけだ。

『なんでぇ、ごますりだけで出世しやがって』

ってわけなんでしょうね。



※当時の石高を現在の価値に換算するのは色々方法がありますが、1石が大体30~40万円ではなかったかと考えられています。
ということは、礒貝君は若干25歳で年収4,500万円・・・・
堀部安兵衛といえば、今も山手線に駅名の残る「高田馬場」の決闘が有名。

講談や歌舞伎、映画に芝居と様々に描かれていますが、たいてい↓な感じ。

・「呑ん兵衛安」というあだ名があった。
・義理の叔父の仇討ちに助太刀する約束をしたが飲んでて遅れた。
・高田馬場の決闘場に走って行く途中で、酒屋に駆け込んで五合升でひっかけた。
・仇討ちの相手は卑怯にも大勢の助太刀を連れてて、到着した時には義叔父は倒されてしまっていた。
・たすきがけしようと落ちてる縄を使おうとしたら、見物人の娘が「仇討ちに“お縄”は不吉」と自分の赤いしごきを渡した
・んでもって、バッタバッタと十八人斬り
・この娘が堀部弥兵衛の娘で、これが縁で婿養子になって後に赤穂藩に仕えることになった。


で、実際に小倉屋さんという酒屋さんには、安兵衛が使ったという五合升が残っているらしい。

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んが、史実では、安兵衛は大酒飲みではないし、助太刀に遅刻もしていない。
まして十八人斬りなんてしておらず、斬ったのは2人だけだったそう(実際に人間を立て続けて斬ると、刀は刃こぼれしたり、脂で使い物にならなくなるそうな)。

そして、後に堀部家に養子として入ることになるきっかけとなった‘はず’の浅野家の家臣、堀部弥兵衛の娘ホリさんから赤いしごきを借りたというエピソード。
なんでも、たすきがないのでそこらへんに落ちてた縄を使おうとしたところ、ホリさんが「仇討ちにお縄は不吉」と言って、自分のしごきを貸したとか。

これも後世の創作。

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ちなみに、ここで磯貝君がお酒をついでる理由は・・・・

※お縄:「お縄になる」は捕縛されるの俗語
※しごき:「しごき帯」のことで、外出時に着物の裾をとめておくものだったが、現代では和服の帯にななめに飾り的にかけるちりめんなどの帯。
義士の戒名は、大石隊長と寺坂君以外は皆「刃○○剣信士」なのですが、では隊長は?


忠誠院刃空浄剣居士(ちゅうせいいんにんくうじょうけんこじ)」


安兵衛さんとかの「刃雲輝剣信士」と様子が違います。


実は、戒名の構成は

「院号」+「道号」+「戒名」+「位号」

と、4つにわかれます。


(1)院号
 これは、生前に宗教的に貢献したり、社会的に非常に高い貢献をした者だけにおくられます。
 なので、宗教関係者はつけられやすいんですが、俗界ではちょっと難しい(現在ではお○ネ次第・・(ry)
 やはり隊長だけはこれがつけられたわけで。

 ちなみに例の浅野のたっくんの戒名は「冷光院殿吹毛玄利大居士」と「院号」ではなく「院殿号」がつかわれてます。
 これは武士世界で用いられるもので、実は「院殿号」より「院号」のほうが格上!!

 ということで、死後に下克上しちゃった大石隊長なのでした。


 ※時代がくだるつれ、「院殿号」のほうが「院号」より格上のように扱われています(やっぱ字をたくさん使ってるほうがいいのか?)。


(2)道号
 これは(3)の戒名の上につける名前みたいなもんです。
 赤穂義士は「刃○」しばりですね。


(3)戒名
 一般的、広義にはさっきの4つまたは3つ全部を称して戒名と言いますが、この部分が狭義の意味での「戒名」です。
 これは2文字であらわされますので、義士的には「○剣」しばり。


(4)位号
 そして最後がこの「位号」。
 これは性別や年齢、宗教的な貢献度によって決まりますが、大体こんなルール。

 成人(18歳以上)は、男性は「信士」、女性は「信女」
 成人でも身分が高いと「居士」「大姉」。なので、大石隊長だけが「居士」扱いなのですね。

 未成年は「童子」「童女」。
 幼児は「孩子」「孩女」、乳児だと「嬰子」「嬰女」。
 さらに死産とかほんとにうまれたての時には「水子(すいし)」

 実際には宗派によってもっと細かくわかれますので、戒名をみれば大体の宗教宗派がわかるしかけになってます。