元高校教師で、お寺の住職の妻で

ライフコーチの

桜井あきこ(akoko)です。


コーチング&カラーセラピー&手帳で

あなたの人生を応援します!

 

 

 

ワタナベ薫さんの未来手帳の

4月のワークのテーマは「学び」でした



そこに「日本文学」と書き


今月から地元の図書館で始まる

「日本文学教室」

に参加しました

 


毎年度、5月から月に2回開催されていて

参加者の皆さんと講師の先生の雰囲気が

いい感じ



新参者はわたしともう1人だけらしいけど

近隣の市や町から集まった15名余りの中に

2人知り合いがいましたニコニコ




講師は、元大学教授のY先生


今年度の教材は

角川書店の創設者で俳人でもある

角川源義(げんよし)氏の随想


「雉子(きじ)の声」

からスタート



最初に

「雉(きじ)」についての共通理解を

確認しました



わたしは 


「桃太郎に出てくる鳥」

「雉撃ち」


くらいしか思いつかなかったけど



「毎日姿を見る」

という方もいて、びっくり‼️


昔から

きび団子をもらった仲間の

犬や猿と同じくらい身近な鳥で


日本の国鳥


だそう

雄が色鮮やかで、雌は質素驚き



参加者のいろいろな発言から

Y先生が話してくださったのが



「焼野の雉子(きぎす)」 


のエピソード


※雉=雉子(きじ、きぎす)、すがね鳥



雉は子を思う心が強く

野焼きで巣に火が燃え移ってきても、

逃げずに(巣に舞い戻って)

ひなをじっと守って、

自らも焼かれてしまうそう




平安時代の歌人、

紀貫之(きのつらゆき)


「あはれにも子を思ふとてすがね鳥

     野辺を焼く火の灰となりぬる」


と詠み



凡河内躬恒(おおしこうちのみつね)


「雉なり、このもの、雛を愛すること、せつなり。

野焼くにも、子を思ふて飛ばずとなん」


と記した雉



それを踏まえて


江戸時代の松尾芭蕉が詠んだ句


「父母のしきりに恋し雉子(きじ)の声」



これを冒頭に据えて、

角川源義(げんよし)氏の随想

「雉子(きじ)の声」

が書かれている


ということを

2時間かけて、

分かりやすく解説していただきました。



「えー、雉の話で2時間⁉️」



2、30代のわたしなら、

このゆったりペースを


じれったく

非効率的だ


と思ったかも



でも、40代から80代近いメンバーの

ひとりひとりの発言を

すくい取りながら


Y先生の知識を惜しげもなく

与えてくださるって


なんて贅沢!!



Y先生いわく


ひとりで自由に想像して読書をするのは

楽しいけれど

ある意味

「勝手読み」



「皆で読むと発見があり、

    より深く味わえる」




もっぱらひとりで

「勝手読み」

を楽しんでいるわたしですが、



今年度は、


皆で読んで、発見のある

広く深い読書にも

挑戦します



もちろんひとりで

勝手読みも

続けますニコニコ



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​きび団子、あたしも食べたい


ちーちゃんの祖先も、桃太郎さんにもらったよ!

 
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