『スリル・ミー 大阪公演』







8月8日(水)

19:00


劇場:サンケイホールブリーゼ





松下、柿澤ペア












前回の観劇後、吸い込まれるようにチケットを買ってしまいました(笑)




田代、新納ペアも見たかったんですが、仕事だったので…。








今回のペアは多分柿澤さんは初見なんですが

松下くんはALTARBOYZのRED×ORANGE公演でマサ君とWマークされていた方のようです。






顔に幼さが残るやんちゃそうな彼と、好青年で真面目そうな私。




良知、小西ペアとはまったく違う印象を受けました。




一番若い彼らは、役と年相応に見えますし、等身大で

全てのシーンが現実に起こり得そうな、リアリティに溢れていました。



松下くんの私は、何というか、健気。
彼に対して一途で、頼まれると拒否できない、少し気が弱い感じ。
あんまりMっぽい感じではなかったかも。


柿澤くんの彼は大人ぶっているけど、

まだ子供っぽさが抜けきっていなくて背伸びしている印象。

勿論天才なんですが。




一見私からの一方的な愛のように感じますが、お互いに必要としあってるのがよくわかる二人です。







二人で燃えさかる倉庫を眺めているシーンがとても好きです。

「触って」「ちゃんとお願いするんだ」「触ってください」


というやり取りにドキドキしてしまいます。


彼の超人思考は、IQが高すぎるが故の孤独からきているものなのかな。


「俺たちの心を なぐさめてくれる」という歌詞から見るに、


彼の心には確かに私も存在しているんですよね。


依存しあっているような、彼と私でした。





血の契約後、


見返りをくれず、気分じゃない、という彼に

大人しそうな松下くんの私が、

もう我慢できない

気が狂いそうだ

もう苦しめないでって歌うにすごく

と歌うところが、見てはいけないものを見ているようでどきどきします。






子供を車に誘う場面。

小西くんの時は甘い歌声で子供を誘い、思わず自分もついて行ってしまいそうな彼でしたが、
柿澤くんの彼はわかりやすく怪しいです。

必死というか、ところどころむきになっていたり。



松下くんの私は、わざと現場にメガネを落として、彼を裏切ってしまったことに

酷く後悔しているように見えました。

できれば裏切りを取り消してしまいたかったけれど、もう引き返せない。
最後に真相を明かす場面では声を震わせていて、

罪悪感でいっぱいのようでした。

けれどずっと一緒にいたいから、こんなことをしてしまった。

いつまでも僕のものだ

99年、永遠に一緒だ


と、とても切なげに歌い上げる。


しかしこの後彼は囚人仲間に殺されてしまいます


50をまわり仮釈放された私は、所持品の中から彼の高校時代の写真を見つける。


「レイ」と囁くような彼の声が聞こえて、私がその方向を見ると

高校時代の彼の姿が。

「待ってたよ」


スリル・ミー




同じふたりを演じているはずなのに、役者によってこうも印象はかわるんですね。

演劇って面白いなー。





実際の話では、私の方がニーチェの思想に傾倒していたんですよね。

スリルミーの中の私も実はニーチェを崇拝していて、最後の超人は僕のほうだ~っていう発言がそこからきているんだったら面白いな。


カーテンコールでは柿澤くんが松下くんにちゅーしようとしたり、とてもかわいらしかったです。


小西くん良知くんペアはギスギスして笑いとっていたので(笑)






この後田代くんを含めたトークショーがありました。

自分用のメモだけ残しておきます。

完全メモなので、間違えまくってるし順番もハチャメチャです(笑)

話題がかわる度に松下→柿澤→田代の順で喋ってたんだけど、柿澤くんが油断してると突然司会の気まぐれで1番目に話題ふられたりして、てんぱってた。

その時松下くんが「いつでも俺が一番だと思うなよ!」って柿澤くんにつっこんでて、そのふたりのやり取りがとてもかわいくてさっきまでこの二人が舞台上で彼私を演じていたことに滾りました。

そこに田代くんが入って、ワンコが三匹いるようだった。




二人とも衣装のままトークショーだと思ってたみたいで、私服が超ラフ。

松下くんは夏休みの小学生みたいと自分で言ってました。

ふたりにも講習会(?)に来た大学生のようだと言われてた。まりおくんだけちゃんとして、ピカピカの靴履いてる。



スリルミーは究極の愛の物語だと三人とも語っていました。

柿澤くんは最初、私と彼の関係が理解できなかったけど(自分の知っている愛ではないから)
栗山さんと話してかわったって言ってたかな(>_<)

もっと彼に寄り添っていきたい。

まりおくんも読み合わせの時に栗山さんがパラパラって台本見て、これは愛の物語りですって一言宣言してから読み合わせがスタートしたら全然印象が違ったと言ってた。


栗山さんは日本で今抱えている問題が時代や国をこえて全て詰め込まれている作品だからこそ話を受けたそうです。




松→会場が大きいから心配してたけどこんなにたくさんの人が来てくれてよかった


柿→?


田→今日は後ろから観劇してて、初演の時は100人くらいしか入らない劇場だったのがここは900人くらい入る。初演から演出等あまりかわっていないが、スリルミーの成長を感じた。




松→また大阪にも来たい。立って拍手してくれてありがとうございました。僕たち役者はこの瞬間の為に頑張っているのだと思いました。


柿→以前いた劇団でも大阪にきた。大阪の土地さん(笑)が大好きです。




松下くんが東京にいる栗山さんに向けて、空を見ながらお礼を言ってたんだけど、田代くんが亡くなってないよねってつっこんでた(笑)




田代くんが昼公演は新納さんと感慨深くやらせてもらったって言ってた。


900人入るって話をしたとき、松下くんは知らなかったみたいで驚いてて、


田代くんか柿澤くんが初演9回分ってことだよ!ってきゃっきゃしててかわいかった。




田代くんは最初に台本を読んだとき最後のどんでん返しでどひゃーってなったそうです!


これが最初から最後まで作り話だったら、またまたーとか、あり得ないって思ってたけど、


80%は実際にあった話だから、実際の二人の写真や脅迫文の写真を見たら


自分は今、これをやってるんだって、なんて言ってたかな?ぞくぞくする?的なことを言ってた。


レオポルドとローブは本当にIQが200以上あって、わたしの方がIQが高くそこに彼が惚れ込んでいた。幼なじみだったけど、そういう関係ではなく、途中からそういう関係になった。




松下くん→世界にはラブストーリーがたくさんあるけど、その中でもこの作品は異色で、好きとか愛してるとかそういう決定的な言葉はない。


今までにこういう作品はなかったと思うし、今後も現れないと思う。こういう作品があってもいいと思う。