精神病んでも元気です | サヨナラ、悲しかった笑顔

サヨナラ、悲しかった笑顔

統合失調症を患ったのは16歳の春。
あれから約10年。
仕事も見つけ、それなりに幸せな日々。
10月からは、働きながら学生になります。

今年は精神の病を患ってから、10周年です。
特別なことはありませんが、今年こそは就職をして、長く働きたいと考えています。

統合失調症というと、幻視が見えたり幻聴が聞こえたりする、いかにも精神病です、みたいな病気だと思われてる方がたくさんいる気がします。
確かにそういう面もあります。
私も何回も何回も入院させられましたし、恥ずかしながら自殺未遂も何度もしましたし、お決まりのリストカットもしました。
今思うと若気のいたりです。

最近までは、仲のいい子にしか障がい者であることは言いませんでした。あとは同じく精神の病の方々。

でも、今は友達には自分の病気を隠しませんし、障がい者雇用で就活をしているのも普通に話します。
病気や障がいは恥ずかしいことではないと思うからです。

私は人一倍プライドが高い人間でした。
そのプライド故に、病気になってからの自分の人生が嫌になり、自殺未遂を繰り返しました。
でも、自殺未遂を繰り返す方が、統合失調症であることより、ずっと恥ずべきことです。

たとえ病気でも、私には理解してくれる健常者の友達がいました。
その子は国立大学を卒業し、超一流企業に勤めています。その子が言ったのです。
「私は今も昔も、朱音の努力家なところを尊敬してるし、すごいなーって思う。病気とかは関係無い。」
と。
思わず泣きました。わんわん泣きました。私は馬鹿だな、と。
勝手に友達との間に壁を作り、独りでいじけていました。
「私は病気になったから、○○ちゃんとかみんなみたいにいい大学に行けなかった。病気だから仕事もうまくいかない。病気だから...病気だから...」
こう考えていました。

でも、今はこう思います。

「健常者だって、みんな見えないところで努力してるんだ。
病気になったのは不運だけど、努力すればきっと認めてもらえる。」

10年精神障がい者をやってきて、ようやく気づいたことでした。