◎和声分析◎BUMP OF CHICKEN「花の名」 | 悪性リンパ腫と膠原病と音楽

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2021年に悪性リンパ腫になりました。負けないぞ(´ω`)
でも順調に回復してます


冒頭で書いた私の好きな和声進行Ⅴ7の3転→Ⅰ度の1転の曲の例が、BUMP OF CHICKENの花の名です。

Ⅴ7の3転→Ⅰ度の1転は、どういう響きかというと





これは、Cmajar(ハ長調)の
Ⅴ7→Ⅰ(基本形)
Ⅴ7の3転→Ⅰの一転です。

Ⅴの和音の構成音はソシレファ
Ⅰの和音の構成音はドミソ  で
響き自体は同じですが、和音の形が変わるだけでこんなに感じ方が違います。

BUMP OF CHICKENの「花の名」のG♭major(変ト長調)においてのⅤ7の3転→Ⅰの1転はこうなります。




BUMP OF CHICKENの花の名は、
前奏がいきなりこの和声進行です。
私はこの冒頭部分でノックアウトです





和声進行↓



bassの動きが、C♭→B♭に対し答える形でA♭→B♭と動き、それがC♭に進むと想わせながらCナチュラルにいき、そこでハッとなりますね


そしてなんやかんやで
Aメロ


Ⅰ→Ⅰ7の3転(経過和音)→Ⅵの和声の流れがキレイですね

Bメロ




サビです!


採譜してて気付きましたがサビのギターは、前奏と同じフレーズを弾いてますね。こういった点も良いですね


以上後半ぶっ飛ばしで行きました。
特に複雑な和声やメロディは使われていないんですね。私は、良い曲というのはどれもメロディや和声が単純だなと思っています。


以上BUMP OF CHICKENの花の名の分析でした。

次回からは、基本から書いていきたいなと思います。最後ぶっ飛びになりましたが、読んで頂きありがとうございました牛


牛しっぽアカネ牛あたま