ユニバーサルからこんなお知らせが来ました。
〔UHQCD〕も出したのにまたかという気もしますが、中古品でも高いものもあるので欲しい人にとって1枚 1,980円(税込)というのはお買い得だと思います。
ただこのままオフィシャルからお知らせがない場合…やっぱり契約が…ということになるんでしょうか ……
暖かい日が続き、花壇のクリスマスローズが咲いたのでビオラを買って来て隣に植えたら、殺風景だった庭が一気に春の景色へと変わりました。
花は季節を連れて来てくれます。
明菜は歌の世界を作る演出の一つとして 花 を使います。
前にも書いたことがあるのですが、ミュージックステーションで「水に挿した花」を歌った明菜が私には衝撃だったんです。
薄めの化粧に無造作風にアップにした髪、シンプルな黒のドレス、アクセサリーは華奢なブレスレットのみ、そして手には一本の薔薇の花。
そのたった一本の薔薇で歌の世界を作り上げてしまう……こんな歌手今までいた?
本当に天賦の才を持つ人なんだなぁと。
録画したこの時の映像は、私の宝物になりました。
「水に挿した花」は、その後も、『夢Live』では鮮やかなブルーのワンピースにカサブランカ、1997年『Felicidad』ツアーではイエローのカラーを手にして歌われました。
遡ってみると、『Mステ』で全身ひまわりという斬新な衣装で「TATTOO」を歌った時も、手には一本のひまわりが握られていたんですよね。
途中で投げ捨てるのがまたカッコイイんですよ~!
1994年『歌姫 パルコ劇場ライブ』の「愛染橋」。
明菜はピアノの上に置かれた蘭?の花を手に取り、椅子に置いて傍らで歌い始めます。
そして歌い終わりに花をそっと戻すのです。
『Felicidad』ツアーでは「水に挿した花」だけでなく「APPETITE」でも花が使われました。
ガーベラ?を差し出すダンサーとの絡みが濃厚でドキドキします♥
それにしても巧い使い方をしますよね。
2000年の『~21世紀への旅立ち~』ツアーではパニエでふんわりとさせた真っ白のドレスに包まれるようにしゃがみ込んで「乱火」を歌いました。
ピンクの薔薇が歌詞の切なさをより表現しているように感じます。
豪華なセットや煌びやかな衣装だけでなく、一本の花や、ストール、ヘアゴム……たった一つのアイテムでも歌の世界は作れる……
それを明菜は教えてくれるのです。