ファンの方なら知っていると思うけど、明菜の場合、新曲披露当初は振り付けがまだ未完成なことがありました。
そこから、ここまで進化します。
❝少女A❞
❝1/2の神話❞
❝禁区❞
❝ミ・アモーレ〔Meu amor é・・・〕❞
❝DESIRE -情熱-❞
❝I MISSED "THE SHOCK"❞
完成版は、顔つきも大人になっているように見えます。
それにしても、これを見ると昔はアイドルが如何にハードなスケジュールをこなしていたかが分かる。
今の音楽業界とは違い、70 , 80年代のアイドルはシングルは一年に 3~4枚、アルバムは最低でも一年に 2枚のリリースがデフォ、さらには、音楽番組への出演、コンサートツアー、雑誌の取材、バラエティー番組でコントも熟さなければならなかった。
出す曲が常にヒットとなると、必然的に『ザ・ベストテン』などの音楽ランキング番組への出演回数も多くなる。
その合間に新曲も振り付けも覚えなければならない。
そうすると、どうしても間に合わない部分も出てきてしまう。
特に明菜の場合、発売が決まっているものを急遽変更することもあったし、振付師の方がおっしゃっていたように自分流にアレンジを加えていくタイプなので完成までに少し時間がかかる。
でも、それが中森明菜のやり方。
パフォーマンスの進化にも私達は魅了されてしまうのです。