明菜のBirthdayの2日前の7月11日、藤井フミヤさんのファンが「誕生祭」で盛り上がっているのを見て、そういえば二人一緒にお祝いされてたなー…なんてことを思い出していた。
1984年~1985年頃、明菜と年間シングル売上ランキングでトップ争いをしていたのが「チェッカーズ」。
どちらも、トップテンに、3曲ずつランクインしている。
<1984年>
<1985年>
番組で共演する事も多く、「チェッカーズ」のメンバーは明菜を「姫」と呼び、賞レースで自分たちが受賞を逃しても明菜を皆で祝福してくれ、プライベートでも一緒に飲みに行ったりと、とても仲が良さそうだった。
特に、フミヤ(普段そう呼んでるんで呼び捨てでスミマセン💦)と明菜は、今でも両方のファンから「お似合いだったね」という声も上がるように、デュエットの時に周りが囃し立てたり「夜ヒット」の相性診断で明菜の一番相性のいい人としてフミヤが選ばれたりで二人が照れまくるという、カップルのような演出をされることも多かった。
二人とも、可愛いねー。
90年代になっても、明菜が久しぶりののスタジオ出演となった「夜ヒット」では、明菜の緊張をほぐすように、「盛り上がろうぜ!今日は!」と普段通りの感じで声を掛けてくれたり、音楽番組のトークでも上手くフォローしてくれたりと、フミヤの優しさや気遣いを感じることは多々あった。
雑誌『JUNON』 1991年7月号「藤井郁弥対談」では第一回ゲストとして明菜が登場。
フミヤ 「当時から明菜変わんないね。昔からかっこつけて大人っぽいふりしてたしさ。」
明菜 「アハハハ。どうしてわかるの?だってそういうキャラクターで売らなきゃしょうがなかったの。」
際どい話もありながら、こんな風にフミヤが明菜のことよく分かってるなというところも垣間見え、仲の良さを感じさせる対談は4時間にも及んだとか。
私にとって藤井フミヤという人は、最初はチャラい感じがして苦手だったのが、暫く観ているうちに、歌唱力は有るし、アイドル的なポジションにいるのに自然体で、人当たりが良くて、と、かなり良い方に印象が変わった人。
そんな風には見えなかったが、自分で「調子に乗ってた時期があった」と認めているところも好感度が高い。
ここだけの話、明菜がフミヤみたいなタイプを好きになっていたらもうちょっと楽だったんじゃないか……そう思うこともあった。
周囲が思うようにはならないのが恋愛ではあるんだけどね……。
当時ライバルの様に扱われてた「安全地帯」とは全く違うタイプの「チェッカーズ」にも好きな曲が沢山あるけれど、特に好きなのは、「ジュリアに傷心」「Blue Rain」「ONE NIGHT GIGOLO」「さよならをもう一度」、フミヤソロでは、「女神(エロス)」「DO NOT」、フミヤの役が大好きだったドラマ、『ラブとエロス』の主題歌「わらの犬」。
フミヤは最近も時々音楽番組に出演しているが、58歳になった今も歌声の衰えを全く感じさせない。
ライブでは歌うこともあるようなのでチェッカーズ時代の歌も聴きたいが、まあ、色々あったので、テレビでは難しいのかな?
(2021.3.27追記: 最近は歌ってくれるようになりましたね!嬉しいです!)
昨年だったかトーク番組に出演した際、曲が売れて音楽番組に出演出来るようになった時には「明菜ちゃんだー!」とかテンションが上がったと、明菜の名前を出してくれていたのは嬉しかったなー。
多少の浮名を流しながらも、堅実に、支えてくれた地元の同級生の女性と結婚したフミヤ。
アナウンサーになった息子さんが結婚というニュースを見て時の流れの速さに驚くばかり。
70年代~80年代アイドルで、30年以上経った今もオリジナルアルバムがトップテンに入るのは、フミヤ、聖子さん、明菜ぐらい。
根強いファンが沢山居るこの3人はやっぱり凄いよね。