昔から… | 中森明菜三昧/はとこばのブログ

中森明菜三昧/はとこばのブログ

中森明菜さん応援ブログです

昔は、起床時や帰宅すればすぐ電源を入れてしまうほどテレビに依存していたが、昨今は本当にテレビ(地上波)を観なくなった。

観たい番組は録画が殆どで無駄にだらだらとテレビを点けていることはない。

だから芸人のネタの流行りにもついていけてなくて、DSの明菜の「35億」ネタも見たことがなかった。 

明菜の方がよく知ってる 笑。

 

観なくなった理由のひとつが、ドラマ、音楽番組、バラエティと、良いものを作ろうという気概より視聴率重視の、大手事務所とテレビ局の癒着や忖度による偏った人選が鼻につくようになってしまったこと。

ただ、出演者個人個人は役割を果たそうと懸命に仕事をこなしていると思うのでそこを責めるつもりはない。

 

そしてここにきて奇しくもその大手事務所の代表格、JとYの暗の部分が露呈するという思わぬ事態が起きた。

特にJの圧力に関しては、今回の件の真偽は別にしてもそういうものがあることは前から囁かれていたし、なので今回関係者が30数年前の賞レースに於ける圧力をTwitterで暴露したことに関してもわかっていたこという感じで特に驚きもなかった。

 

結局、芸能界に於ける大手事務所有利の体質は昔からずっと変わっていないということ。

 

デビューの頃からのファンの方なら記憶に残っていると思うが、1982年の新人賞レース、なかでも一番大きな賞とされていた日本レコード大賞の新人賞で、その年の新人の中で一番結果を残していた明菜は、最優秀新人賞どころか新人賞の5組にも選ばれなかった。

「スター誕生」決戦大会で11社もの芸能事務所やレコード会社から獲得意向を示された明菜が所属したのは、今でこそ大手事務所となっているがそのころはまだ弱小事務所だった「研音」。

選ばれた5組は皆、大手事務所の所属だった。

あの悔しさは今でも忘れられない。

 

この頃の日本レコード大賞は今と違ってまだ権威があったとされているが、実際は(?)のものもあったのは事実で、だからこそ、そのなかでアーティスト別年間セールス1位と文句なしの結果で、85,86年と大賞2連覇(ホントは87年も…)した明菜は、弱小事務所からまさに実力でこの賞を勝ち取ったと言えるのだ。