洗脳と患者友達 病院という環境と入院経験 | 臼蓋形成不全だけどライフスタイル諦めない

臼蓋形成不全だけどライフスタイル諦めない

慢性的股関節痛と向き合うこと数年。
片側臼蓋形成不全による変形性股関節症。
2019年寛骨臼回転骨切り術を受けました。

日々のトレーニングと股関節の調子を記録。
趣味のアウトドアや、入院準備〜完全復活までの日々の出来事を書き留めていく、自己満足目的のブログ。

社会復帰1日目が無事に終了。
術脚はパッツンパッツンに浮腫んでます。

電車は問題なく、会社周辺も散々外出で練習していたので問題なく。

なんでこんなに疲れたのかと言うと、オフィスでの事、心が辛くなちゃった事。

オフィスでは席を離れていても、椅子を引かない人が多い。通路で、座っている人の椅子に杖がガシガシ当たるし、トイレに行くのも、コピー機へ行くのも杖。杖は病院では気にならなかったけど、ほかの社員に気を使う。座っているだけでも、ツライので、チョット歩きたくても、杖だとくたびれる。病院内にいるのと訳が違う。少しの距離ならと杖を使わないと、上手く歩けなくて結構人の目が気に。

何だかんだ、退院から昨日まではなんとなく入院中の外出の延長みたいなもので、「私は病人ですよー」ってオーラで外歩きしてたんだなぁと思う。普通の生活はハードルが高いんだなって思う。

入院していると、チョット洗脳されちゃって、頭の中まで病人になってしまうのと、病院内でのADLと外の世界のADLって全然違うって事がわからない状態というか、病院の中では、できる様になる事に意識が行くし、できる様になってよかったって病院のスタッフにも、患者仲間にもreinforceされるけど、当たり前の事ながら外では出来ない事ばかり指摘される現実が入院している間は見えない。

病院は通勤動線にあるんで、朝の通勤では看護師さんに遭遇。外来の時に受け取れるように手当の申請書の依頼に昼休み行ったんだけど、セラピストさんにも遭遇し、声をかけてもらえて安心したりして、なんか洗脳が解けてないなと感じた。心のリハビリにも時間がかかりそう。

まだ入院中の患者友達とラインして、シンドイんでしょ?愚痴りにくる?って誘われて、ノコノコ会社終わりにロビーで、愚痴大会。守衛さんには「お帰りなさい」って言われるは、おねがい先生にも会っちゃうわ…
ショボーン:ダメだな…身体は大丈夫でも、外の世界についていけてない。
患トモ:そうか?外出し放題で、超自由だったじゃん。私もだけど。
ニコ:それが洗脳状態なんだって。勘違いなんだよ。患者同士だからわかるけど、会社の人も家族もイマイチわかってくれないし、話が通じないんだよ。
患トモ:それはあるかもね。
ガーン:ゲ!あれは口笛先生じゃね?ぅひょー、いつまで病人やっているんだって怒られる。隠れよ爆笑
患トモ:wwwwww
爆笑:入院してた時、院内で偶然会ったりしなかったのに、笑える。ってかなんで隠れてんだ私wwwさっきおねがい先生に会ってしwwwアホ
患トモ:あ、理学のXX先生もいるよ!
ニコ:ウヒョー、もう帰るよ。今朝から道端で何人にも会ってるからバツが悪い。通勤途中だからしょうがないけど、退院したばっかりでさ、守衛さんにもお帰りなさい言われたし。
患トモ:お帰りなさいwww
ニコ:愚痴聞いてくれてありがとう、今度は外歩きの時に会おう。病院だと心のリハビリが進まない。
患トモ:だな。じゃーねー。

リハビリは身体だけじゃない。患者友達は大事。