空の彼方、海の底 -5ページ目

空の彼方、海の底

日々、一歩ずつ。

   
   
   
昔より綺麗だ と 
馬鹿みたいにあなたが言って 
そんな訳ないわ と 
わたしが苦笑する構図 


何枚写メを撮っても 
写り込まないのだけれど 
二人の間には 言葉が 
本当に存在していて 

例えば、お互いの半径数十センチが 
重なり合うあたりに 
その粒子は漂っていて 

確実に 
どこかに降り積もってる 

呼びあった名前も 
冗談も 
憎まれ口も 
悩みの告白も 
叱咤も 
疑問も 
その答えも  

今までの分と 
これからの分も 
きっと全部 




だから 
いつかあなたが 
わたしの顔を忘れたとしても 
許してあげる