山口百恵の1980年10月5日の日本武道館ファイナルコンサートが
先日NHKで放送されたことで、再び「山口百恵伝説」が話題になりました。
山口百恵伝説の骨格は3つ。
1. 14才でデビューして21才で引退するまでの芸能活動での人気。
2. 人気絶頂の時に、三浦友和との結婚、引退。
3. 芸能界引退後、離婚せず、一度も芸能界に復帰しない。
人気が高い状態での芸能界引退は、キャンディーズやピンクレディーなどがあり、山口百恵だけではありません。
結婚・引退も多くの事例があります。
やはり、伝説として大きいのは結婚と芸能界引退後の状態だろう。
未だに離婚せず、芸能界にも復帰しない。この意志の強さこそが伝説だと思う。
これが普通の芸能人には出来ない。
出来ないことをやり続けているからこそ”伝説”が重みを増す。
今のアイドルでは、”恋愛”に関しての扱いが厳しい為、逆に悪い影響を残しやすい。
アイドルは”恋愛禁止”と言われていても、現実的には恋愛は自由だから、
それなりの手順を踏んでいれば、大きな問題もなく、アイドルを”卒業”して”結婚”も出来る。
実際に、アイドル卒業後に結婚発表は良くある話。
今のアイドルが批判されるのは、
恋愛を隠していたのがバレてスキャンダルになる事。
そして恋愛問題を起こした割には、その恋愛が中途半端で終わること。
私は、アイドルの恋愛スキャンダルが出ると、毎回思う。
なぜ、隠しておくのか?
恋愛は相手がいるので、相手も芸能人だと相手側の事務所との交渉もあるので、
週刊誌でバレるよりも、先に事務所へ報告しておけば、いろいろ対応してくれるのに。
さらに、
スキャンダルで、アイドル卒業や引退と言うリスクを冒す割には、結婚せずに終わったり、結婚してもすぐに別れることが多いのも、
後の印象を悪くしてしまう。
恋愛スキャンダル後は、最低でも結婚して欲しい。
結婚すれば、お互いの恋愛が本気だったと判るから、その後、芸能界での活動もやり易いだろう。
アイドルは”恋愛禁止”とか言わずに、好きな人を見つけたら堂々と結婚すれば良いと思う。
その方が、逆にアイドルも”健全”になると思う。