女性アイドル・ファンは、何故か”おじさん”が多いのは定番。

40歳代から50歳、60歳・・どちらかと言えば”おじいちゃん”レベルまで。

その中でも、別格的なのは50歳後半から60歳代のファンではないだろ言うか。

 

何が凄いかって、アイドル黎明期の1970年代から、全て”生”でアイドルを見ていると言うこと。

 

伝説のアイドルと言われる”山口百恵”が今年で61歳。活動開始が1973年。

山口百恵と同世代の人は、完全に”生のアイドル”として山口百恵を経験している訳である。

 

60歳代なら、山口百恵以前の天地真理(1971年活動開始)

南沙織(1971年活動開始)、

 

さらには山本リンダ(1966年活動開始)も生での体験範囲になるだろう。

 

その後、アイドル・ファンを辞めた人もいるだろうが、ずっとアイドル・ファンを現役で継続しているなら、

1980年代のアイドル全盛期の経験はもちろん、その後のアイドル界の変化を含めて、

今現在のアイドルまでの全てを体験している訳である。

 

今の若い世代のアイドル・ファンも、昔のアイドルを記録された映像で見ることは出来るが、

その当時を体験していなければ、実際の感覚は判らない。

コンサートのライブ映像を見て、コンサートへ行ったつもりになっても、

実際にその現場に居なければ本当のライブは感じられないのと同じである。

 

最近でも山口百恵の再来とか言われるアイドルもいるようだが、山口百恵の凄さはその時代を共に生きていなければ判らない。

比較すること自体が無意味なのである。まあ、宣伝文句的に山口百恵の名前を使っていると思えばよい。

 

ちなみに、最終的に山口百恵が”伝説”として語られているが、

デビュー当初は、中3トリオと言われた同期の桜田淳子の方が人気が高かった。

 

人気や実力評価は、その時代を背景にして成立するのであり、

話は違うが、宇多田ヒカルと母親である藤圭子を比べたときに、

当時の藤圭子を知っている人は、歌手として宇多田ヒカルよりも藤圭子の方が上だという人が多い。

 

結局、現在において過去を見ても無意味であり、現実としての感覚は、その時代を体験した人だけが感じられるものである。

だからこそ、全てのアイドル時代を経験してきた60歳代のアイドル・ファン凄いのである。