今週(4月第5週)の春ドラマの視聴率です。

朝ドラ「あんぱん」の視聴率は良くなりませんね。
28日は15.2%、29日は14.2%、30日は15.6%、1日は15.1%。
朝ドラは祭日の日はいつも視聴率が悪いのですが、寝ている?出かけている?
先週平均は15.4%でしたが、今週はダウンのもようです。


今週のビデオリサーチの公表データにより下記のことがわかりました。
・「特捜9 final season」の第3話の視聴率は8.1%
・「波うららかに、めおと日和」の初回放送は5.9%
・「しあわせは食べて寝て待て」の第3話の視聴率は4.9%



(※ネタバレあり)
●主なドラマレビュー

【続・続・最後から二番目の恋】フジテレビ
第3話視聴率は7.8%。
このドラマの最大の魅力は長倉和平(中井貴一)と吉野千明(小泉今日子)の会話などのさまざまなやりとりです。
会話は絶妙なテンポで進みます。
今回は長倉和平(中井貴一)の「エロ本号泣事件」の真相が二人の間で話されました。
このドラマの題名は続が付きますが、やはり最後から二番目の恋なんですよね。最後の恋ではないので、たとえ今回恋があっても、それは最後まで成就しないってことですよね。そこがなんともやりきれない。
和平は鎌倉市長選にでるのか?
千明と成瀬(三浦友和)の恋の行方は?



【天久鷹央の推理カルテ】テレビ朝日
第2話視聴率は6.3%。
やはり橋本環奈さん「おむすび」より、こちらの脚本の方があっているように思います。第2話の視聴率が初回より大幅に落とすドラマが今回多い中で、初回より0.1%のマイナスは立派です。初回を見て、2話も見ようとした人が多かったということでしょうか?
今回は水神様の祟りを医学的に解明する物語でした。
医学的なことはよくわかりませんが、なんとか無難にまとめたという感じでしょうか?



【対岸の家事~これが、私の生きる道!~】TBS
第5話視聴率は5.6%。
今回は専業主婦の立場やワーママの立場、そこに自分の生い立ちがかぶさって感情が入り乱れる話でした。結構あるあるの内容で、原作者の朱野帰子さんの実体験に基づいた話なのかなと思わせてくれるようなリアリティがありました。
親はとかく自分にないものを子供に求めるもの。それは子供の意思を無視したものであることが多々ある。そんな環境で育った子供が大きくなり親になり、また今度は自分の子供に同じことをしてしまう。
そんな負の連鎖に気が付きながら苦しむのが親なのかもしれません。
最後、なにやら詩穂の平穏であった日常に影が忍び寄っているところで終わりました。次回が楽しみです。



【Dr.アシュラ】フジテレビ
第3話視聴率は未公表。
全体的に、特に緊急処置室が暗いのはなぜ?こうゆうところは明るいのが当たり前と言う感じがしますが・・・何か効果を狙っているのか?
それに研修医がうるさすぎ。こんな研修医はいないだろう。これは原作がそうなっているのか?
いずれにせよつっこみどころ満載のドラマではあるが、松本若菜さんのDr.アシュラ姿が板についてきたようです。でも松本若菜さんのいいところが消されているように思うのは私だけ?
ツッコミどころ満載の明るくて大げさな松本若菜さんが好きです。



【PJ ~航空救難団~】テレビ朝日
第2話視聴率は6.4%。前回より2.4ポイントマイナスです。
「愛と青春の旅立ち」のパロディからどう脱却するかがカギです。それともオマージュなのか?
今回も映画のシーンを思い出させる内容でした。ここまでくるとパクリか?
今回はプールの訓練、女性初のPJ候補生で、女であることで同情されることを極端に嫌うさやか(石井杏奈)がメインの回。
水中での応急対処訓練で沢井とペアを組むことになったさやかだが、相手に歩み寄ろうとしないさやか。その姿に教官宇佐美(内野聖陽)が向き合う。
このようなドラマで女性がどうがんばるか、よくあるあるのストーリーです。
石井杏奈さん、ダンスシーンの方がはるかにいけていました。