3月22日(土)から2週にわたりフジテレビで放送されます。
年寄りが大嫌いな20代の小日向柊(尾碕真花)が面接のために訪れた「ベルサイユ」はまさかの「介護スナック」。
介護用品が置かれ、棚には点滴のボトルがずらり。客のほとんどは要介護の高齢者なのだが、店に足を踏み入れたとたん、皆が若さを取り戻す。
さらに店のママ、上杉まりえ(宮崎美子)が提供する魔法のワインは、飲めば若かりし日を取りもどせる幻想の世界に導かれる。
さらにその後、客には締めにふさわしい食事が用意される。
その食事は人生を振り返った時に一番の思い出となる料理、あるいはずっと求めていたが食べられなかった料理。
それは時として、客にとって最後の晩餐となることも。
この日、ワインを求めて来店したのは元教師の柳田浩一(小野武彦)と、元料理人の三俣史郎(石倉三郎)。
それぞれが会いたかった人物と向かい合う。
ワインを飲んだ三俣の前に現れたのは、亡き妻の繁子(萬田久子)だったが…。
ベルサイユでの出会いが他人を信じられなかった柊の未来を少しずつ変えていく。
