NHKから「光る君へ」の今後の出演者第9弾の発表がありました。
■藤原妍子(ふじわらのきよこ)役 倉沢杏菜さん
道長の次女(母は倫子)で、寛弘7年(1010年)15歳で入内し、東宮(後の三条天皇)の妃となる。三条天皇が即位後、長和元年(1012年)道長が妍子を中宮としたため、また二后並立状態となる。翌年禎子内親王を出産するが、子供はひとりのみ。
■藤原頼宗(ふじわらのよりむね)役 上村海成さん
道長の次男(母は明子)。長男の頼通(母倫子)とは出世ではかなり遅れをとる。最後は従一位・右大臣まで。
■敦明親王(あつあきらしんのう)役 阿佐辰美さん
三条天皇の皇子。長和5年(1016年)父三条天皇が、敦明親王を次期東宮とすることを条件に退位するも、道長の圧力で東宮を辞退することとなる。
『小右記』や『権記』にもよくないことばかり書かれており、もともと天皇になる器ではなかったと想定される。
■ちぐさ/菅原孝標の娘(すがわらのたかすえのむすめ)役 吉柳咲良さん
『更級日記』の作者。伯母は藤原道綱の母。
1008年に生まれ、1020年12歳にしてようやく京に戻るため、このドラマとは年代が違うため、出演はないと思っていたが、どういう形で出るのだろうか?
ひょっとして紫式部は1020年まで生きていたという設定なのか?
源氏物語は遅くとも1012年頃には書き終えていたとされ、1014年以降は紫式部も全ての記録から消える。
■平為賢(たいらのためかた)役 神尾 佑さん
藤原隆家(竜星涼)に仕えた武将。隆家が大宰府に赴く際に従い、刀伊の入寇の際に軍功を立てる。為賢が活躍するのは1019年。前の出演者の菅原孝標の娘と同様、このドラマはこの年までは続くということなのでしょうか?
出演者第8弾で発表があった双寿丸(そうじゅまる) 役伊藤健太郎は、この部下になる。
架空の人物双寿丸を作ってまで伊藤健太郎を出演させたい理由は何?
