春ドラマ（6月第2週）の視聴率です。
16日（日）放送のＮＨＫ大河ドラマ「光る君へ」の24話の視聴率は１０．７％でした。
先週（10日～14日）の朝ドラ「虎に翼」の平均視聴率は１７．３％と良い数字でした。
参考までに「らんまん」の平均視聴率は１６．６％、「ブギウギ」は１５．９％です。
最終回感想
【花咲舞が黙ってない】 平均視聴率：７．３％
10話最終回が最高視聴率８．３％でした。
どうしても前作との比較になってしまうドラマです。
テレビから逆に小説に逆輸入された作品。
でも個々の内容については、池井戸潤さん原作のネタ切れ感のある仕上がりになってしまった。そのため、一言でいったら小物感がある。
銀行合併を１部長・執行役員がとりしきるのもおかしな話。
後半は半沢直樹にたよるのも気に入らない要因でした。
【アンチヒーロー】 平均視聴率：１０．９％
10話最終回の視聴率は１２．２％。
よくできた脚本だったと思います。
当然役者さんも一流なのですが、それがうまくマッチし、伏線の回収もきっちり行われ素晴らしいドラマに仕上がっていました。
味方の役者名に必ず色の文字が入っていることは解っていましたが、どう展開されるのかまでは予想がつきませんでした。
久しぶりに良いドラマと言うか、うまいドラマに出会ったなという感じです。
最後はスペシャルまたは続編を予感させる終わり方でした。
ドラマとしてのレベルは春ドラマでは断トツの一位でしょう。
【ミス・ターゲット】 平均視聴率：３．８％
9話最終回の視聴率は３．８％。
視聴率はよくないので、ほとんどの人は見ていないと思いますが、意外と面白かったドラマです。
松本まりかさんが結婚詐欺師を演じる超ベタなラブストーリーで、凡中の凡、ベタ中のベタドラマですが、そこが逆に新鮮な感じで楽しめたドラマでした。最後も予測できるようなベタドラマなのです、予想通りになってほっと安心する心温まるラブストーリーになっていました。
