今民主主義が冒涜されようとしています。

東京都知事選挙は、6月20日に告示され、7月7日に投票が行われます。

そのため、都内約1万4000カ所に選挙ポスター掲示版が立てられました。

ところが、12日のNHKの調べでは50人以上が立候補の意向を示しているといいます。

今週後半になって、急遽12枚追加で増設されました。

これは都議補選用のポスターでした。すみません、間違えました。



 

しかも今回は順番もランダム(通常は右上が1番)に書かれており、
順番も告示の8時半に抽選が行われて決められます。
これによって、同一会派のポスターが連続しないようにします。
それが、今回の増設でさらに面倒なことになっています。

これらの異常な対応は、政治団体「NHKから国民を守る党」の対応のため。

「NHKから国民を守る党」の立花孝志氏は12日、同党の立候補者は24人で確定したと表明。

しかも立花氏は、1カ所1万円の寄付で、第三者に選挙ポスターを貼る権利を譲る〝都知事選ジャック〟をすでに明らかにしている。

供託金一人300万円×24人=7,200万円払っても、充分元がとれるどころか、
莫大な利益にもなりえる事態に。

法律にふれなければ、何をやってもいいという最近の風潮を象徴する出来事だ。


東京都は今年の予算で都知事選の費用として約60億円を計上しています。

都知事選を1回やるのに60億円もかけてやります。
これは民主主義を守るために必要な費用だとは思いますが・・・

ところが、すでに設置した約1万4000カ所の選挙ポスター掲示版を増設しなければならない事態になり、追加費用が発生。

前回の都知事選には22人の立候補者があり、掲示板の番号も30番まで振られています。
この番号も何番まで振ればいいのかわからない状態です。

当然予算には予備費は計上されていると思いますが、さらに莫大な都民の税金が投入されることになります。

1つの異常な党のために貴重な都民の税金が使われ、その原因をつくる党は金儲けをする。

こんなこと許されていいのでしょうか?


全く、話は変わりますが、

最近は当日開票する自治体がほとんどです。

そのために、莫大な人件費(割り増し残業代と手当)、交通費、宿泊代がかかっています。
都知事の確定は翌日でも全く問題はありません。
翌日開票にするべきだと思います。

どうせ、夜8時にはNHKが当選確実をうつことになるのだから・・・・

でも、私はその人には絶対に投票しません。
東京15区補選(江東区)で頭にきたので・・

そういえば、つばさの党代表の黒川敦彦被告が都知事選〝獄中立候補〟するそうです。

東京都は1から作り直す必要がありますね。