春ドラマも今週から次々と最終回を迎えています。

●最初に最終回を迎えたのは「Destiny」(第9話)。

最終話(第9話)の視聴率は8.3%、過去最高の視聴率でした。
予定通り、奏(石原さとみ)が20年前の汚職事件や野木邸放火事件の真相を解明し、父の冤罪も証明しますが、その最後の大事な謎解き部分が雑というか、意外性も何もなく、非常に物足りなさを感じる最後でした。
問題は最後のシーンです。カオリ(田中みな実)の墓参りで元恋人・真樹(亀梨和也)と再会するまではいいのですが、最後の1秒でこのドラマを台無しにしてしまいます。
二人別々の未来に向かって進んでいくのがハッピーエンドだと思います。
最後の1秒の脚本が最悪だったと思います。


●次は同じくテレ朝の「特捜9 season7」です。

最終話(第10話)の視聴率は8.1%、2番目に悪い視聴率でした。
普通に始まり、普通に終わり、いつも見る人たちだけが見て終わった。
そして自然に新藤亮(山田裕貴)が番組を卒業した。それだけでした。
それ以下でもそれ以上でもありません。
なんか空気のようなドラマでした。
でもseason8があるということですね。この内容でこれだけ続くのもそれはそれですごいことなのかもしれません。
夏ドラマとして始まる科捜研の女はSeason24です。それに比べたらまだ子供ですね。


今週はあと日テレの「ACMA:GAME アクマゲーム」やテレ朝の「JKと六法全書」も最終回を迎えます。