最初はプレバト!を見て興味をもった俳句

最近は俳句ポストにも投句しているが、並選ばかり

今週も結果発表があったが、やはり並選。

4月兼題「山笑う」
「バス停の不揃いの椅子山笑う」

田舎の過疎バス路線では、バス停に粗大ゴミから拾ってきたような椅子がよく並べられている。それを詠んだ。

夏井先生の解説では「山笑う」は、
三春の季語、時間は昼間 晴れのイメージが強い
滑稽なことと取合わせればよいというのではなく、いかにも春らしい気分やイメージがあると、季語に対する説得力が生まれるというようなことが書かれている。
つまり私の句は季語がたっていないということか?

3月の兼題「囀」
「囀や無人で下るロープウェイ」

2月の兼題「余寒」
「礼状に二行の余白余寒なほ」

1月の兼題「蜜柑」
「蜜柑剥く家族会議は熱を帯び」

全部並選(凡人)だった。
佳作に選ばれると、才能あり=脱凡ということになるが、これがなかなか難しい。

数字で見ると中級者以上で平均で8~9%程度が佳作に選ばれている。
毎月約66%が並選である。ほとんどが凡人ということ。
(この数字はここ半年の平均である。月によってばらつきがある)


夏井先生はこの3月まで1年間NHK俳句の選者を務められた。
1年間(12回)NHK俳句にも投句してみた。

番組(TV)で読まれる入選(6句)は当然無かったが佳作は2句あった。

兼題「秋刀魚」
「太宰読む痩せた秋刀魚の焼けるまで」
兼題「おでん」 
「予算案通過おでんは煮込み中」
この句は一瞬でできた。TVでは国会中継をやっていて、かみさんが夕食を作っていた時。

NHK俳句は週6千~7千句ほどくるそうだが、
夏井先生の場合は8千~1万句ほどくるそうだ。

その内の上位6句だけがテレビで放送される。(事前に番組制作会社から連絡がある)
その他上位180句が佳作として俳句テキストに掲載される。全体の2%くらい。

俳句の本は増えていくが、知識が増えない。