「正直不動産2」と「となりのナースエイド」が最終回を迎えました。

どちらも冬ドラマとしては面白いドラマでした。

「正直不動産」は『ビッグコミック』(小学館)に連載中で、コミック本としては19巻まで出ています。「正直不動産2」の最終回(10話)の数年越しのプロジェクトの話は13巻に載っている話です。
ということは「正直不動産3」が期待できるということです。

漫画は原案:夏原武さん 脚本:水野光博さんで、夏原武さんは「クロサギ」も書かれており、過去は反社勢力にいてノミ屋、債権回収、地上げなどを行っていたそうです。
「クロサギ」はまさしくその時の実体験でしたが、この「正直不動産」も同様なのでしょう?

最終回のお話は突っ込みどころ満載の話でしたが、ハッピエンドでよかったし、恋愛の方も続きがある終わり方でますますシーズン3が期待されます。
ラブコメドラマとして見ても面白かったと思います。

言いたかったことは、次のイギリスのことわざが全てでしょう。
一日だけ幸せでいたいなら、床屋に行け
一週間だけ幸せでいたいなら、車を買え
一ヶ月だけ幸せでいたいなら、結婚しろ
一年だけ幸せでいたいなら、家を買え
一生幸せでいたいなら、正直でいろ


「となりのナースエイド」は医師でもある知念実希人さんの小説が原作です。
ただオームスはちょっと難しくてドラマになじんでいなかったですね。
最後は恋愛含めハッピエンドで楽しめました。
こちらもシムネス(全身性多発性悪性新生物症候群)の正体を最後に突き止めたみたいで、続編が期待されます。
原作者もSNSに続編を書きますと上げていました。

突っ込みどころ満載だったし、澪がPTSDを克服するところなんてあるあるだし、終わり方についても納得がいかない部分もありますが、川栄李奈さんの演技がよかったです。過去はおバカキャラだけでしたが、朝ドラに出演したり、いい女優さんになったと思います。二人目のお子さんを産んで、育児休暇もなく撮影に入られたと思いますが、そんな大変さを感じさせない演技でした。
大河の「許すとは前に進むことだ」、その通りのドラマでした。

"スティーブン・コヴィーの名言を引用したのでしょうか?「許すことには、忘れる、思い切る、前に進むという行為が必要となる」