2024年冬ドラマが続々と初回放送を迎えています。

初回ドラマ寸評です。

●「君が心をくれたから」
恋人を生き返らせる条件が5感を捧げることとはどうゆう感覚なのだろうか?この脚本家は。あと10回の放送で、次々と5感が奪われていくのでしょうか?最後はその意味を回収してくれるのでしょうね。視聴者が納得のいくような回収をしないと最悪になる脚本ですよ。大丈夫ですか?

●「となりのナースエイド」
予想以上に面白かった。手術室に飛び込むなど突っ込みどころ満載の脚本のところは残念。見ていて、2年前にフジテレビ系列で放送された浜辺美波主演の「ドクターホワイト」とかぶりました。おそらく、主役の川栄李奈さんは医学部に通っていた医者のたまごだったというところでしょうか?ナースエイドという職業も初めて知りました。日本では看護助手という人にも使っている言葉のようですが、エイドという単語からしておかしいですね。

●「院内警察」
院内交番という言葉も初めて知りました。実際にいくつかの病院にはあるようですね。初回放送の内容では視聴者を引き付けることはできなかったようです。次も見たいという気持ちにはなりませんでした。

●「新空港占拠」
「大病院占拠」となにも変わらない。嵐ファンとドラマレビューを書く人しか見ないドラマという感じです。「大病院占拠」は初回7.2%なので、ちょっといいくらい。嵐ファンという固定ファンがいるので、最後まで安定した視聴率がとれるのでしょうね。おそらくジャニーズ問題よりかなり以前に企画済みだったのかな?

●「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」
これも日本テレビ系列で1年前に放送された「リバーサルオーケストラ」とかぶりました。設定がほとんど同じ感じなので、脚本的にはかなりマイナスイメージ。これでTBSの日曜劇場の製作にGOを出すというのは、ちょっとおかしい。誰が見ても「リバーサルオーケストラ」を思い出すでしょう。パクリだとまではいかなくてもかなりやばいレベル。

●「光る君へ」
初回視聴率12.7%、2回目12.0%と強力な裏番組があるのと、嵐ファンが見なくなったということで妥当な視聴率かと。
ドラマの始まりが西暦977年で、今回は西暦984年まできました。まひろ15歳となり成人の儀式を迎える。満年齢でいったら13歳。まだ子供。代筆業とは考えましたね。
2話は道長が連行されるところで終わりましたが、3話のサブタイトルは「謎の男」、道長のことでしょうか?
史実ではこの後、為時が教育係をしている東宮が花山天皇(かざんてんのう)となり、為時は出世していきます。このあたりは記録が乏しいので、脚本家の腕の見せどころではないでしょうか。

今週も続々と初回放送が始まります。