大企業とジャニーズ事務所間の契約解除について勘違いをしている人がいます。
大企業はジャニーズとの契約を解除するか契約更新をしないと次々に発表しています。
これは国際的な企業では一般的に会社の方針や規定で、人権侵害あるいは人権侵害のおそれのある企業との取引を禁止しているからです。
私が定年まで勤めていた会社の規定にもありました。
タレントうんぬんの話ではありません。
ジャニーズ事務所が人権侵害をした企業かどうかによります。
契約を解除するのは会社の規定上取引が出来ないからです。
ところが、モスバーガーのような日本ローカルな会社にはそのような規定はありません。ですから、契約を続けるというようなことになります。ところが回りの空気が変わってきて、慌てて契約解除を発表しました。これは単に日本の悪い風潮の右にならえです。
TV局も日本ローカルな企業なので、そのような規定はありません。ですからジャニーズ事務所との契約も続けます。禁止するような規定を作ったらTV局として成り立たないからです。
当然大阪府などの地方公共団体や国にもそんな規定はありません。口では人権侵害はダメと言っていながら・・・
その長の意見だけでジャニーズ事務所との契約を続けられます。
単にそれだけです。
あと一部で、「タレントがかわいそう」とか「タレントに罪はない」と言う人がいます。
これは完全に間違っています。
ジャニーズのタレントに罪はあるんです。
桜井君にしてもキムタクにしても、はたまたジャニーズを辞めた中居君にしても罪はあるんです。
見て見ぬ振りをして何もしてこなかった罪が。
刑法などの法律的には罪は問えませんが、道義的な罪はあるんです。
電車で女性が痴漢をされていたとして、それを見て見ぬ振りをした人をどう思いますか?
桜井君もキムタクも中居君もそれをしてきたんです。
そんな人を企業のイメージアップのCMに使いたいと思いますか?
アフラックはジャニーズ事務所とは契約できないから、個人契約の道も視野に入れているようなっことを言っていますが、そんな問題ではないんです。
