視聴率は実際に見ている人数を反映していない

ビデオリサーチの最新データは5月1日~7日なので、
その数字で見てみます。

GWのこの週の視聴率ベスト20(かっこ内は個人視聴率)を以下に示します。
この週はベスト20に入ったドラマは4本だけです。

1.緊急特報!侍ジャパンWBC世界一の熱狂! テレ朝7日=15.8%(9.9)
2.らんまん          NHK2日=15.3%(8.6)
3.笑点            日テレ7日=14.9%(8.9)
4.真相報道バンキシャ!    日テレ7日=13.6%(8.2)
5.サンデーモーニング          TBS7日=13.4%(7.6)
6.池上彰のニュースそうだったのか!!2時間SP テレ朝6日=13.2%(7.8)
7.ニュース7         NHK1日=12.7%(7.4)
7.ザワつく!金曜日            テレ朝5日=12.7%(8.0)
9.情報7daysニュースキャスター TBS6日=12.2%(7.1)
10.ラストマン・全盲の捜査官 TBS7日=12.0%(7.3)
11.サタデーステーション   テレ朝6日=11.8%(6.7)
12.ザ!鉄腕!DASH!!  日テレ7日=11.3%(7.5)
13.報道ステーション          テレ朝3日=11.2%(6.5)
14.プレバト!!       TBS4日=11.0%(6.8)
15.サンデー・ジャポン    TBS7日=10.6%(5.8)
16.羽鳥慎一モーニングショー テレ朝5日=10.3%(5.8)
17.おはよう日本       NHK6日=10.1%(5.5)
17.どうする家康       NHK7日=10.1%(6.0)
19.特捜9          テレ朝3日=10.0%(5.7)

20.相葉マナブ        テレ朝7日=9.8%(5.9)

しかし、ビデオリサーチが公表している最新の平均視聴人数(推定)の
5月1日~7日の期間のベスト7は下記です。
これは世帯視聴率ではなく、個人視聴率のデータを元にしています。

これにはBSの数字やネットでの視聴の数字は入っていませんが、
実際には多くの日本人が見ている番組はやはりドラマが多く、
また視聴率には表れていない番組も上位にいます。
ドラマは録画してみる人が多いため、視聴率に反映されにくいということです。
そういう意味で、視聴率は実態を反映していない。

一般的に視聴率と言うと、関東地区の視聴率をさします。
その視聴率はたった2,700世帯における数字です。
2,700世帯のデータが何処まで実態に近似しているのかという問題もあります。

2023年春のドラマが始まってからは、ラストマン、鬼滅の刃、らんまんの
上位3番組は毎週同じです。

昨日までの春ドラマの視聴率です。

今回の春ドラマにおいて、ドラマとしての出来は「日曜の夜ぐらいは・・・」が

頭一つ抜けていると思います。