2023年冬ドラマがようやく1回目の放送が終了しました。
1回目は事前の評判に関係なく全部見ようと思っていました。
視聴率は下記の通りです。
今回はアニメ原作は「スタンドUPスタート」の1本だけ。小説が原作なのは「警視庁アウトサイダー」、「忍者に結婚は難しい」で、あとは全てオリジナルです。
今回は過去ドラマや映画のパクリが多いようです。
ただ一通り初回を見た限りでは、結構面白いドラマが多そうです。
私の好みでは、下記ドラマが合格です。
・「女神(テミス)の教室 」
・「ブラッシュアップライフ」
・「罠の戦争」
・「大奥」(NHKで火曜夜放送、「夕暮れに、手をつなぐ」の裏番組)
2023年冬ドラマの一言感想と評価です。
☆:今後も見る
★:もう1,2話見てから判断する
■:もう見ない
☆「女神(テミス)の教室 」
ロースクール物ですが、法律とは誰のためにあるのか、ちゃんと人と向き合った描き方がされています。質も良く、面白いドラマだと思います。2023年冬ドラマの中では現時点でベスト1だと思っています。
☆「罠の戦争」
「銭」、「嘘」に続く戦争シリーズの3部作目です。脚本は今までと同じ後藤法子さんです。また爽快な復讐を果たすのでしょうか?3回目ですが、まだ飽きやマンネリはなさそうです。初回視聴率は9.3%ですが、関西では13.1%と高視聴率でした。
★「星降る夜に」
「silent」のパクリではないですが、設定が完全にかぶっています。「silent」の放送前に「星降る夜に」の制作は決まっていたので、残念な結果となりました。でもいい感じのドラマです。
★「夕暮れに、手をつなぐ」
脚本家北川悦吏子さんの悪いところが出てしまったドラマです。不自然さや大げさな表現が悪い方向に出ているように思いました。これから「ロングバケーション」のようなドラマに変わっていってくれるのでしょうか?
★「リバーサルオーケストラ」
全く期待しておらず、とにかく初回だけは見ようと思っていたのですが、期待に反して面白かったです。ただ名作の「のだめカンタービレ」の二番煎じになってしまった感があるのが残念ですが、もう少し見たいと思いました。
★「スタンドUPスタート」
今はやりのスタートアップ(起業)をテーマした他にはない斬新なドラマですが、日テレのドラマ枠にぶつけているので、視聴率は爆死状態。過去フジテレビのこのドラマ枠は全て爆死しています。ドラマとしては面白いので、日テレの「リバーサルオーケストラ」とどちらをとるかもう少し様子見です。
■「警視庁アウトサイダー」
初回はまずまずで面白いと思ったのですが、2話ではかなりおちゃらけのドラマとなり、もういいかなという感じです。
★「忍者に結婚は難しい」
シチュエーションが斬新ですよね。夫婦どちらも忍者の末裔というか忍者。それも敵対する伊賀と甲賀。これだけで面白そうなドラマだなと思いましたが、ちょっと期待外れでした。ただ設定が大人気アニメ「スパイ✕ファミリー」に似ているので、もうちょっと様子見です。
★「100万回言えばよかった」
ネット上では「ゴースト/ニューヨークの幻」という映画のパクリだという指摘が多かったので、この映画のあらすじを読んでみましたが、パクリと言われてもしかたない内容でした。私は「妻、小学生になる」を思い出しました。
★「大病院占拠」
このドラマもネット上では「ダイハード」や「24(トゥエンティフォー)」のパクリだという指摘が多かった。確かに「ダイハード」と「24」をたして2で割ったようなドラマでした。そう言えば見た人は内容がわかるレベルだと思います。
★「どうする家康」
「鎌倉殿の13人」の後の大河ドラマなので、ちょっとかわいそうです。歴史というより物語要素が多そう。正直言うと岡田准一さんの信長をメインにした方が良いと思いました。それなら問題なく全編見たと思います。
★「Get Ready!」
完全な「ブラックジャック」のパクリです。自ら営業しているところが違うだけで、完全に「ブラックジャック」をコピーしています。ドクターXのスーパーナース編での松下奈緒さんの印象が最高だったので、その延長のストーリーならこのドラマが文句なく1位です。
☆「ブラッシュアップライフ」
バカリズムさん脚本のバカリズムワールド全開のドラマです。死んだ人が赤ん坊から再度人生をやり直すのですが、少し前の「素敵な選TAXI」というバカリズムさん脚本のドラマの戻る時間がロングになったバージョンです。おそらく好き嫌いの激しいドラマでは?私は好きです。