今日6月26日(日)から夏ドラマが始まります。夏ドラマは各社放送開始が何故か早いです。

その前に春ドラマの総括ですが、以下の視聴率が物語っています。
まだ全てのドラマは終了していませんが、もう結果は出ています。

やはり『マイファミリー』の一人勝ちでしたが、最終回の視聴率16.4%は今の時代すごいです。
私個人的には春ドラマの収穫は『正直不動産』だけでした。
『やんごとなき一族』はこれだけ視聴率が悪いのに、11話までやります。このドラマの深山邸は栃木県のメイフラワーゴルフクラブのクラブハウスを使っています。バブル時代の象徴みたいなゴルフ場です。


主な夏ドラマの一覧です。


●日本テレビ系で期待されるドラマ
『家庭教師のトラコ』は、『純と愛』などの遊川和彦さんのオリジナル脚本で、「謎の家庭教師」を演じるのは、橋本愛さん。家庭教師のトラコが問題を抱えた3つの“家庭を教師する”個別指導式ヒューマンドラマ。おなじみ「家庭教師のトライ」のパロディです。
『初恋の悪魔』は、『東京ラブストーリー』などの坂元裕二さんの脚本で、捜査権を持たない刑事コメディとなっています。主演は林遣都さんと仲野太賀さん。

●TBS系で期待されるドラマ
『オールドルーキー』は『まんぷく』などの福田靖さんの脚本で、綾野剛さんが現役を引退した元サッカー日本代表選手として、セカンドキャリアとしてのスポーツマネジメントの世界に挑戦するドラマです。
『ユニコーンに乗って』は、大北はるかさんのオリジナル脚本で、若き女性社長を永野芽郁さんが演じます。そこに絡むのが西島秀俊さんで、何か期待させます。
『石子と羽男―そんなコトで訴えます?―』は、『とと姉ちゃん』などの西田征史さんの脚本。東大卒のパラリーガル「石子」と高卒弁護士「羽男」のコンビを演じるのは、有村架純さんと中村倫也さん。

●フジテレビ系で期待されるドラマ
『競争の番人』は、原作は『元彼の遺言状』と同じく、新川帆立さんの同名小説。『半沢直樹』などの丑尾健太郎さん脚本で、坂口健太郎さんと杏さんのダブル主演で、「公正取引委員会」という珍しい題材が興味を引きます。
『テッパチ!』は、オリジナル脚本で、陸上自衛隊を舞台に青年たちの成長と熱き思いを描いたドラマです。主演は町田啓太さん。自衛隊の全面協力の下撮影されています。

●テレビ朝日系で期待されるドラマ
『六本木クラス』は人気の韓国ドラマ『梨泰院クラス』のリメイクで、夏ドラマ最大の話題になっています。主演は竹内涼真さん。韓国人スタッフによる制作ですが、日本で受け入れられるのでしょうか?

これら以外に面白そうなのはNHKBSプレミアムで放送される『拾われた男』。仲野太賀さん主演で、松尾諭さんの“半”自伝的エッセーを映像化したドラマです。
同じ局ですが、中国の超大作『上陽賦 運命の王妃』が放送されます。チャン・ツィイーさん主演で、製作期間4年、総製作費約170億円の超大作です。でもまたカットの嵐でしょうか?

テレビ離れが進んでいるこの時代で、どんなドラマが受け入れられるのでしょうか?